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10月4日公開「ジョーカー」USプレミア開催。フェニックス「日本にも行きたかった」
2019年9月30日 11:31
孤独だが心優しかった男が“悪のカリスマ”へと変貌する姿を描く話題作「ジョーカー」。10月4日の日米同時公開に先立ち、現地時間の28日、米ハリウッドにあるTCLチャイニーズ・シアターでUSプレミアイベントが開催された。会場には、アーサー=ジョーカー役ホアキン・フェニックス、アーサーが秘かな好意を抱くソフィー役のザジー・ビーツ、アーサーの母親役のフランセス・コンロイ、監督・製作・共同脚本を務めたトッド・フィリップス等が集結した。
プレミア会場は、ジョーカーのイメージカラーである緑色のカーペットが敷かれ、その周辺には開演前から大勢のファンが集結。アメコミ映画「アクアマン」で主演を演じたジェイソン・モモアも祝福に駆け付けた。
主演のホアキン・フェニックスが登場すると会場のボルテージは最高潮となり、声援と拍手で迎えられたキャストとスタッフ陣は一人一人サインや、写真撮影に応じた。
フェニックスは、プレミア前に実施されたインタビューで「とにかく映画を成功させたいという気持ちで精一杯でした。僕にとって『ジョーカー』は特別な映画だ。僕は、多くの人が楽しめる映画が好きだ。この作品は、観客の期待に応えられるものになっていると思うよ。だから、日本にもプロモーションで行きたかった」と述べ、日本のファンへメッセージを寄せた。
本作に関し、映画「ダークナイト」で主演を務めたクリスチャン・ベールは「僕は、ヒース(・レジャー)と一緒に仕事をしましたが、彼の後にジョーカーを演じるのは、とても勇気がいることだと思う。でも、ホアキンは最高の俳優です。だから、『ジョーカー』を僕は絶対に観たいんです!」とコメント。
また数々のヒーローやヴィランを描いてきたコミックアーティストのジム・リーは、「『ジョーカー』は、激しく、生々しく、魂のこもった作品です。ホアキン・フェニックスの魅力的かつ心をかき乱す演技は、我々の愛すべきヴィランについて、深く完全な洞察を与えてくれました。間違いなく、長年のDCファンは、このつらく苦しい教訓の物語がもたらす多くの事実と疑問をひも解くため、長い時間を費やすことになるでしょう」とフィリップス監督のオリジナル脚本での解釈と、フェニックスの演技を絶賛している。
笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気溢れる“悪のカリスマ”ジョーカーに変貌したのか? 切なくも衝撃の真実が明かされる。