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「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」本予告編が解禁。12月20日全国公開

12月20日に公開される、アニメ映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」。その本予告編が解禁された。「この世界の片隅に」に、新規シーンを追加した別バージョンとして作られているもので、当初は2018年12月に公開される予定だったが、「良質な作品をお届けすることでお客様のご期待に応えたい」とし、2019年12月20日に公開を延期した。

この世界の(さらにいくつもの)片隅に
(C)2018こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』予告編

原作には、アニメ化されなかった魅力的なエピソードがまだまだあり、「それを描き足すことによって主人公のすずさんだけではない、“さらにいくつもの人生“を描き出したい」(片渕監督)としている。

新規シーンの絵コンテは、企画当初から存在はしていたもので、それらを見直しながら復活させ、更に新たなカットも追加。具体的には、主人公すずと、すずが嫁ぎ先の町で初めて出逢う同世代の女性リンとの交流を描いた、昭和19年秋と昭和20年冬から春にかけてのエピソード、さらに妹すみを案じて過ごす中で迎える20年9月の枕崎台風のシーンなどが追加される予定。