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「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」9月25日にBlu-ray化
2020年7月1日 12:04
映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が、9月25日にBlu-ray/DVD化される。価格は、BD特装限定版(BCXA-1497)が9,800円、BD通常版(BCXA-1496)が4,800円、DVD版(BCBA-4973)が3,800円。発売・販売元はバンダイナムコアーツ。
映画「この世界の片隅に」に、主人公すずと遊郭で出会った女性・リンとのエピソードを中心とした様々なキャラクターの心の機微を描いた、250カット、30分を超える新エピソードを追加。すずの内面を大人の表現で魅せる女優のん、岩井七世(リン役)、細谷佳正(周作役)など、前作のキャストが再集結しているほか、遊郭の女性テル役として花澤香菜が初参加。コトリンゴによる書き下ろしの新曲も使われている。
BD特装限定版は、本編ディスクと特典ディスクを収録。本編は約168分。本編の音声は、ドルビーTrueHD 5.1ch、リニアPCMステレオで収録。バリアフリー日本語字幕も収録する。
特典ディスクの収録時間は約288分。前作公開後から約3年に亘る監督・片渕須直によるアニメーション制作過程を追ったドキュメンタリー映画「<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事」や、昭和のくらし博物館特別展 映画「この世界の片隅に」~すずさんのおうち展、練馬アニメカーニバル2018 映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」公開2カ月前トーク、練馬アニメカーニバル2019 映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」公開1カ月前トーク、公開前劇場トーク 6東京国際映画祭2019 7広島国際映画祭2019、「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」スペシャルライブ付先行試写会、劇場舞台挨拶集、片渕須直×町山智浩トークイベントを収録。
さらに、特製豪華ブックレット仕様となり、浦谷千恵(監督補・画面構成)描き下ろしイラスト仕様特製収納ケース&特製インナージャケットも付属する。
通常版BDに、特典ディスクは付属しない。特装限定版・通常版共通の特典として、特報や予告編、TVスポット、のん&岩井七世スペシャルインタビュー&アフレコ映像、ノンクレジットエンディングを収録する。
あらすじ
広島県呉に嫁いだすずは、夫・周作とその家族に囲まれて、新たな生活を始める。昭和19年、日本が戦争のただ中にあった頃だ。戦況が悪化し、生活は困難を極めるが、すずは工夫を重ね日々の暮らしを紡いでいく。
ある日、迷い込んだ遊郭でリンと出会う。境遇は異なるが呉で初めて出会った同世代の女性に心通わせていくすず。
しかしその中で、夫・周作とリンとのつながりに気づいてしまう。だがすずは、それをそっと胸にしまい込む......。
昭和20年3月、軍港のあった呉は大規模な空襲に見舞われる。その日から空襲はたび重なり、すずも大切なものを失ってしまう。そして、昭和20年の夏がやってくる――。