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トヨタ、自動運転車「LQ」にJOLED製有機ELディスプレイ。モーターショー出展

トヨタ自動車のコンセプトカー「LQ」に、JOLEDとデンソーが共同開発した車載用フレキシブル有機ELディスプレイが搭載された。トヨタのLQは、10月24日から11月4日まで、東京お台場エリアで開催される第46回東京モーターショーで展示される。

LQのコックピット

有機ELディスプレイは、LQコックピット内のメーター部に採用。フレキシブル有機ELの特長とする、薄型・軽量、形状自由度の高さと、高コントラスト、広い視野角、高速応答などの表示性能により「これまでになかったメーターデザインを可能にし、コンセプトカーが提案する革新的で意匠性の高い室内空間の実現に貢献している」という。

有機ELディスプレイを採用したメーター部

LQは、人工知能や自動運転技術を組み合わせ「新しい時代の愛車」を具現化したという電気自動車。自動駐車システムやAR-HUDに加え、世界初とする覚醒・リラックス誘導機能付きシートを搭載。オリンピック聖火リレーの隊列車両や、マラソン競技などの先導車として数台が導入されるほか、大会期間中、お台場・豊洲周辺で体験試乗会の実施が予定されている。

同車は24日から12日間に渡って開催される「東京モーターショー2019」のMEGA WEB会場で実施の「FUTURE EXPO」で展示される。

トヨタのコンセプトカー「LQ」
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