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スパコン「京」配線材から生まれたスピーカーケーブル。スタビライザーも
2019年11月18日 08:45
タイムロードは、オリジナルブランドArchitectura(アーキテクチュラ)のスピーカーケーブル「KEI」と、ケーブルスタビライザー「S-Cast」を12月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はKEI(2.5ペア)が10万円前後、S-Cast(4個セット)が12万円前後。
なお、同ブランドでは信楽焼で筐体をハンドメイド製作したスピーカー「Alina」や、音響パネル「Art Stand」も12月に発売する。これらの製品については別記事で掲載している。
スピーカーケーブル「KEI」
理研計算科学研究センターで多くの成果を残し、8月30日にシャットダウンされたスーパーコンピューター「京」の、内部配線材をベースに開発されたスピーカーケーブル。標準ケーブル長は2.5m/ペアで、長さの特注も可能(+1mごとに25,000円)。端子部は銀メッキバナナプラグ。
回路総延長1,000kmを超えるスーパーコンピューターにおいて性能を最大限発揮するため、内部配線材として銀メッキを施した極細OFC導線に、絶縁体としてジュンフロン被覆を用いた特注の超高性能線材が使用されている。
超広帯域と超高速伝送特性が要求されるスパコンの内部配線材をオーディオの線材として使用したことで、高い解像感を実現したという。被覆はジュンフロンで、シースは柔軟性のある透明PVC。