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ジブリ作品のデジタルセル開始、米国で17日から。'20年5月にはストリーミング解禁

映画配給の米GKIDS(ジーキッズ)は、「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」など、スタジオジブリ・20作品のデジタルダウンロード販売を現地時間12月17日より開始する。アメリカ・カナダ地域が対象で、1タイトル19.99ドル。

GKIDSホームページより

これまでDVDやBDなどのパッケージ展開のみだったスタジオジブリ作品が、デジタルダウンロード販売を北米で解禁する。Apple TV、Amazon、VUDU、Google Play、Sony、Microsoft、Fandango NOWなど、北米エリアでサービスを行なっている主要なプラットフォームから購入が可能。英語、日本語音声をそれぞれを用意するという。

ローンチタイトルは、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「もののけ姫」などの宮崎駿監督作品や、「平成狸合戦ぽんぽこ」「かぐや姫の物語」などの高畑勲監督作品を含む長編アニメーション20タイトル。「風立ちぬ」は'20年第3四半期でのリリースを予定する。

1作品19.99ドルで販売。人気作品「ハウルの動く城」「魔女の宅急便」「となりのトトロ」「崖の上のポニョ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」のバンドル販売版は99.99ドル。

なお、米ワーナーが'20年5月に開始する新しい映像配信サービス「HBO Max」では、スタジオジブリ・21作品の初のストリーミング配信を予告している。

デジタルダウンロード販売 タイトル

「天空の城ラピュタ」
「猫の恩返し」
「コクリコ坂から」
「ハウルの動く城」
「魔女の宅急便」
「となりのトトロ」
「ホーホケキョ となりの山田くん」
「風の谷のナウシカ」
「海がきこえる」
「おもひでぽろぽろ」
「平成狸合戦ぽんぽこ」
「崖の上のポニョ」
「紅の豚」
「もののけ姫」
「借りぐらしのアリエッティ」
「千と千尋の神隠し」
「かぐや姫の物語」
「ゲド戦記」
「思い出のマーニー」
「耳をすませば」
「風立ちぬ」('20年第3四半期)