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PC TV Plus、PCにダビングした番組の圧縮が可能に。auひかりテレビのSTBにも対応
2019年12月12日 16:20
ソニーは、ネットワークレコーダ「nasne」などの録画/放送番組をPCで視聴できるソフト「PC TV Plus」を、Ver.4.2にアップデート。パソコンにダビングした録画番組を圧縮する機能などが追加され、ひかりTV対応チューナー「ST4500」への番組予約にも対応した。Ver.4.1で無償体験済みのユーザーでも、アップデート後に再体験が可能。
- パソコンにダビングした録画番組の圧縮機能を追加
- auひかりテレビのSTBを利用したテレビ放送のライブ視聴や、録画番組の再生とダビングに対応
- ひかりTV対応チューナー「ST4500」への番組予約に対応(ひかりTV専門チャンネルのみ)
【PC TV Plus Ver.4.2アップデート内容】
録画番組の圧縮機能は、「3倍モード」と「長時間モード」を用意。地上デジタル放送の1時間番組をDR録画すると約8GBのサイズとなるが、3倍モードではこれを約4GBに、長時間モードでは約1GBに圧縮できるという。
なお、PC TV Plusには従来から、PC TVを操作して、nasneやBDレコーダーなどに録画されている番組を、PCにダウンロードダビングする際に、圧縮する機能を備えている。
しかし、録画機能を備えたテレビなどを操作し、PV TVへと番組をアップロードダビングする際は圧縮機能が無い。また、録画機能搭載テレビは、DR録画しかできない事が多いため、DR録画した番組をPCにそのままダビングする事になり、PCのストレージを圧迫しがちだった。そこで、PCにダビングした番組を圧縮できる機能が新たに追加された。
なお、J:COM TVサービスとスカパー! プレミアムサービスの番組については,各社のBDレコーダーに「LAN録画」や「LANダビング」などの名称で、ディスクにダビングできる機能が搭載されているが、NTTぷららの「ひかりTVテレビサービス」と、KDDIの「auひかりテレビサービス」については、BD/DVD/SeeQVaultにダビングできるソリューションは現時点でPC TV Plusのみ。多くのSTBをカバーする視聴・ダビングソリューションに進化した事になる。
PC TV Plusは、同一LAN内にあるnasneなどで受信した地上/BS/110度CSデジタル放送をパソコンで視聴したり、録画した番組のダビング/検索/再生が可能な有料ソフト。価格は、PC1台用が3,000円。2台用が5,400円、3台用が7,200円。14日間の無償体験版も用意する。