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ソニーPC TV Plus、ドコモやJ:COMの新STB対応。追加パックにカット保存機能も

ソニーは、ネットワークレコーダー「nasne」などの録画/放送番組をPCで視聴できるソフト「PC TV Plus」をVer.4.3にアップデート。STBのドコモテレビターミナル02、J:COM LINKに対応するほか、有料の追加機能アドバンスドパックにおいて、ダビングした録画番組のカット機能に対応する。

PC TV Plus

PC TV Plusは、同一LAN内にあるnasneやBDレコーダーなどで受信した地上/BS/110度CSデジタル放送を、パソコンで視聴でき、番組のダビング/検索/再生を可能にする有料ソフト。価格は、PC1台用が3,000円。2台用が5,400円、3台用が7,200円。14日間の無償体験版も用意する。

Ver.4.3は、「J:COM LINK」と「ドコモテレビターミナル02」に対応。これらのSTBで受信した放送中番組のライブ視聴や、録画番組の再生、録画番組のダビング(PCへの持ち出し、BD/DVD/SeeQVaultへの書き出し)が可能になる。

ドコモテレビターミナル02については、現時点でPC TV PlusがBD/DVD/SeeQVaultにダビングできる唯一のソリューションとなる。

なお、BS4K放送については、現在の配信規格上で対応しないため、アプリも非対応。J:COM LINKは地デジ/BS/CATV、ドコモテレビターミナル02は地デジ/BS/ひかりTV専門チャンネルのそれぞれに対応する形となる。

BDに書き出さなくてもカット編集可能に

新機能の「カット保存」は、別売アドバンスドパックにおいて、従来もBD/DVD/SeeQVaultへの書き出し時に提供している機能を拡張したもの。アップデート後はBDなどへ書き出さなくても、PC上で番組をカットして再保存できるようにした。

マウスやキーボードでの編集のしやすさなど、PCならではの使い勝手を重視して開発されたカット機能を、BDなどへ書き出さなくても利用可能。これにより、お気に入りの場面だけをPC上でいつでも楽しめて、PCのストレージも節約できる。

カット保存した後でBD/DVD/SeeQVaultへ書き出すことも可能。なお、ニコニコ実況機能を利用した場合は、カットした分だけコメント表示内容がずれるという制限がある。