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「アズールレーン」のYostarがアニメ制作会社設立。斉藤健吾氏らが参加

スマートフォン向けゲームアプリ「アズールレーン」などを手掛けるYostarは、アニメーション制作会社Yostar Picturesを設立する。代表取締役は、Yostar代表の李衡達氏が兼任。制作スタジオとしては、「キズナイーバー」でラインプロデューサー、「異能バトルは日常系のなかで」アニメーションプロデューサーなどを担当したアルバクロウの稲垣亮祐氏、「プロメア ガロ編」作画監督、「SSSS.GRIDMAN」総作画監督などを務めた斉藤健吾氏を取締役として迎え、制作体制を構築。デジタル技術を積極的に活用した映像制作を行なうという。

「アズールレーン」の公式Twitterで連載中の4コママンガ「びそくぜんしんっ!」の映像化を、2020年に実施すると予告している

Yostarは、多数のアプリ配信、IP展開を行うゲーム運営会社だが、保有するIPのアニメーション映像への展開をIP戦略の一環と位置づけており、同社の求めるアニメ映像を制作するため、新たにYostar Picturesを設立するという。

Yostar Picturesは、主にアニメーション映像の企画・製作・制作を行なう。プロダクション機能だけでなく、企画開発や製作委員会の組成などのプリプロダクション機能も持つ。

アニメーション製作・制作に関するノウハウや、経営視点を備えた企画戦略の立案・実装において強みを持つプロデュース会社・ARCHが、組織構築から戦略立案、作品製作・制作についてサポート。Yostar Picturesに資本出資も行なったうえで、その設立及び経営に参画する。ARCHはこれまで、劇場アニメ「プロメア」の宣伝・プロデュース協力などを手がけている。

Yostar Picturesが手掛ける作品としては、「アズールレーン」の公式Twitterで連載中の4コママンガ「びそくぜんしんっ!」の映像化を、2020年に実施すると予告している。