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qdc、新イヤフォン「TrES」。Fusionベースの日本限定150台“特別チューニング”

ミックスウェーブは、qdcの新ユニバーサルイヤフォン「TrES(トレス)」を1月24日に発売する。「Fusion」をベースにした日本限定150台の特別チューニングモデルで、価格はオープンプライス、店頭想定売価は11万5,368円(税込)。

qdcの新ユニバーサルイヤフォン「TrES(トレス)」

qdc初のハイブリッド型イヤフォン「Fusion」をベースに、「よりリスニングに適したサウンドを目指しチューニングされた」という日本限定モデル。

低域には10mm径のダイナミックドライバーを採用。「パワフルで豊かな中低域は今までのqdcにはなかったサウンドに仕上がった」とする。

バランスド・アーマチュアは、中域×2、高域×2を搭載。ダイナミック1基、BA×4基の5ドライバー構成となる。周波数特性は10Hz~20kHz、入力感度は106dB SPL/mW。インピーダンスは18Ω。

パワフルで強靭な中低域に負けない中高域のサウンドを得るため、qdc初となる金属製の音導管を採用。金属製の音導管を採用することで、音の伝達の際に発生する劣化を削減。より正確な音の伝達を可能としたことで、「全体的に音が明瞭になり、歪みも少なくより細かなディテールを見逃さない解像度を得ることができた。より精細でクリアな中高域と、音場感、楽器のパフォーマンスは今まで聴いていた音楽をより豊かなものにする」という。

qdc初となる金属製の音導管を採用

ベースとなったFusionと同様に、特許取得済みの音響設計を採用。通常のダイナミックドライバーのチューニングは、ドライバー周辺の空間やエアフローの影響があるため、イヤフォン筐体内に設置した後に行なうが、TrESは独立した音響空間と音導管を採用しダイナミックドライバーを独立させることで、筐体に設置する前の段階でチューニングを実施できる。その結果、ダイナミックドライバーを使用したイヤフォンの問題である「筐体内の空間によるサウンドへの影響」を受けず、一貫した周波数特性を実現した。

ケーブルは着脱可能で、独自の2ピン端子を採用。高純度銀メッキ銅導体の「Silver Plated Copper Cable」が付属する。入力端子はステレオミニ。

金属プレートに「TrES」の文字が刻印された付属のプレミアムレザーケースは、内部にケーブルを巻く支柱や固定用マグネットなど、持ち運ぶ際の衝撃からイヤフォンを守れるように配慮されている。

付属のプレミアムレザーケース