ニュース
恵安、量子ドットで広色域化した技術採用のゲーミングディスプレイ。23.8~31.5型
2020年2月3日 16:00
恵安は、HDR対応の量子ドット液晶ディスプレイ3製品を2月4日より発売する。23.8型の「KIG240QD」、27型の「KIG270QD」、31.5型の「KIG320QD」3製品をラインナップ。価格はオープンプライス。
量子ドット技術は、吸収した光を別の色に変換する特性を持つナノサイズの半導体結晶物質(量子ドット)材料を採用したもの。「ブルーバックライトから発せられるブルーライトを吸収し色純度の高いレッド(R)とグリーン(G)の強い光に変換、バックライトを透過させたブルー(B)と組み合わせることで、リアルで鮮やかな映像の色彩を忠実に再現する」としている。
sRGBカバー率は97%、AdobeRGBカバー率97%を実現している。
23.8型「KIG240QD」はADS液晶パネルを採用。水平/垂直178度の視野角を実現。解像度は1,920×1,080。リフレッシュレートは最大75Hz。応答速度は20ms、最大1ms(GtG)。最大輝度は300cd/m2。コントラスト比は1000:1。入力はDisplayPort 1.4×1、HDMI 1.4(HDCP 1.4)×2。2W×2のスピーカーを内蔵。
27型「KIG270QD」と31.5型「KIG320QD」はVAパネル採用。視野角は水平/垂直178度。
27型の解像度は1,920×1,080ドット、リフレッシュレートは165Hz、応答速度は21ms、最大1ms(GtG)。最大輝度は300cd/m2。コントラスト比は4,000:1。入力はDisplayPort 1.2×1、HDMI 2.0(HDCP 1.4)×1、HDMI 1.4(HDCP 1.4)×1。2W×2chのスピーカーを内蔵する。
31.5型の解像度は2,560×1,440ドット、リフレッシュレートは165Hz、応答速度は20ms、最大1ms(GtG)。最大輝度は250cd/m2。コントラスト比は3,000:1。入力はHDMI 2.0(HDCP 1.4)×1、DisplayPort 1.2×2。2W×2chのスピーカーを内蔵。
いずれも表面はノングレアタイプで、ブルーライト軽減機能も搭載している。
FreeSync機能に対応。対応機器を使用し、安定した映像表示を可能としている。また、FPSゲームなどで、画面中央にターゲットマークを表示するLine of Sight(LOS)機能も備え、表示マークは複数の種類から選べる。
左右と上辺のベゼル幅は約3mm。背面上部の厚さ約8mmで「設置場所を選ばず、場所を取らないのでスッキリさせることができる」という。
スタンドを含む外形寸法と重量は、23.8型が約540×153×404mm(幅×奥行き×高さ)で2.85kg。27型が約614×193×436mm(幅×奥行き×高さ)で4.35kg。32型が約715×193×498mm(幅×奥行き×高さ)で5.50kg。いずれもHDMIケーブル、DisplayPortケーブル、専用ACアダプタが付属する。