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ORION、65型4Kダブルチューナで約10.9万円のテレビ。メインボード自社設計
2020年2月4日 14:30
ドウシシャは、ORIONブランドのBS/110度CS4Kチューナー内蔵液晶テレビ「XDシリーズ」新製品として、65型「OL65XD100」を2月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万9,800円前後。
BS4K 110度CS4Kチューナーを2基内蔵し、外付けUSB HDDへの新4K衛星放送の裏番組録画に対応した65型テレビ。2Kの地上/BS/110度CSデジタルチューナーも備える。
「手ごろな価格で大画面で高画質4K放送を楽しみたい」というニーズに応えるため、VODサービスやWebブラウザなどの機能を省き、「テレビとしての基本的な仕様をカバーすることでリーズナブルな価格を実現した」という。
4K放送や2K放送の映像をより高精細に表現するという映像処理IC「4K 美・彩・細エンジン」を搭載。入力された映像に応じて様々な高画質処理を施し、鮮やかに、精細にリアルな映像を表現するとしている。
同エンジンには、HDRではない映像もリアルタイムに映像を分析してHDR相当の輝度レベルを実現するという「美:コントラストリマスター」、表現したい色に対して色相レベルで12軸補正を行ない、3D-LUTも組み合わせて適切な補正を行なう「彩:ビビットクロマアジャスター」、独自の画像解析技術で映像の細部や輪郭部に適切な補正を行ない、精細感を高める「細:4K ハイディテールコンバーター」の各機能を備える。
メインボードは自社設計。福井県越前市にあるテレビの開発拠点「ドウシシャR&Dセンター」で、メインボードの設計から開発、部品選定から、製品の動作検証、製品評価までの開発工程を全て独自に行なっている。
HDMI入力は4系統備え、レコーダーやゲーム機などを接続可能。全ての端子において4K入力に対応し、HDR信号はHDR10とHLGをサポートする。
HDMI以外の端子はAV入力×1、ヘッドフォン出力、光デジタル音声出力、録画用USB、LAN端子を備える。出力10W×2chのスピーカーを内蔵する。
消費電力は188W(待機時0.5W)、スタンドを含む外形寸法と重量は、144.9×24.4×89.5cm(幅×奥行き×高さ)、16.9kg。400×200mmピッチのVESAマウントにも対応する。