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パナソニック、「CP+2020」で動画のRAWデータ出力に対応したS1Hを参考展示
2020年2月5日 13:10
パナソニックは、カメラの総合イベントとして2月27日~3月1日にかけて、パシフィコ横浜で開催される「CP+2020」に出展。フルサイズ「Sシリーズ」、マイクロフォーサーズ「Gシリーズ」のカメラ・レンズで撮影体験ができるほか、Video Blog制作の疑似体験などもできる。
「フルサイズ・マイクロフォーサーズ」コーナーでは、高感度・手ブレ補正の撮影体験が可能。フルサイズSシリーズ、マイクロフォーサーズGシリーズのカメラ・レンズで、2種類の被写体(モデル・静物)を撮影できる。薄暗い低照度環境下でも被写体の動きを止めて撮影できる、優れた高感度耐性と強力な手ブレ補正が見どころ。用意する製品はDC-S1/S1H/G9/GH5S。
「Lマウントアライアンス」コーナーでは、ライカ、シグマ、パナソニックの各メーカーから発売されているLマウントのカメラ・レンズが試せる。カメラはLEICA SL2、CL、シグマのfp、パナソニックのDC-S1R/S1/S1Hを用意。レンズはLマウントレンズ全26本(ライカ 8本/シグマ 12本/パナソニック 6本)が揃う。
「動画コーナー」では、映像制作の現場で活躍するプロのビデオグラファーや撮影監督を招き、経験に基づいたLUMIXの活用事例や一眼カメラで動画を撮影する際のポイントなどの話が聞ける。
さらに、一眼カメラには珍しく動画編集耐性が強い“10bit Log”に対応しているラインナップで動画撮影を体験可能。製品はDC-S1H/S1/GH5/GH5S/G9を用意する。
また、動画のRAWデータ出力に対応したS1Hを参考展示。HDMI経由で最大5.9K/29.97pの動画RAWデータ出力を可能にする開発中のファームウェアを搭載したS1Hを、ATOMOS NINJA Vプロトタイプと組み合わせて参考出展する。
「マイクロフォーサーズ・コンパクト」コーナーでは、日常や旅の思い出を動画で表現するVideo Blog(通称Vlog)の制作を疑似体験。GH5、またはG99を使って、機材のセッティング→撮影→編集までの工程を体験できる。
また、Vlogに関する基本的な疑問から撮影・編集テクニックまで、Vlog制作を実際に行っているクリエイターをコンシェルジュとして招き、相談を受ける。なお、Vlog制作コンシェルジュは2月28日からの実施となる。
マイクロフォーサーズ「Gシリーズ」と交換レンズ、コンパクトカメラの最新ラインナップを試すコーナーも用意。ボディはDC-G9/GH5/GH5S/G99/GX7MK3/GF10/GF90、さらにマイクロフォーサーズ用レンズ各種を用意。
望遠レンズの撮影も可能。フルサイズ機の「手ブレ補正」、「レンズとボディのバランス」 、マイクロフォーサーズ機の「システムとしての小型軽量」を体験するため、手持ちでの撮影体験となる。
メインセミナーでは、フォトグラファー・ビデオグラファーが登壇。2月27日にはLUMIX技術者によるトークイベント、ライカ・シグマ・パナソニックの3社合同で「Lマウントアライアンス」について語るスペシャルイベントも予定されている。