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PRIMARE、多層両面基板搭載のフォノアンプ「R35」と「R15」

ナスペックは、PRIMARE(プライマー)製のフォノアンプ2モデルを2月17日より発売する。価格はXLRバランスも備えた「R35」が25万円、RCAアンバランスのみの「R15」が18万円。カラーは、R35がチタン(TAN)、R15がチタンとブラック(BLK)の2種類。

R35

バランス対応の「R35」

MM/MC対応のフォノイコライザーアンプ。PRIMAREの特徴である多層両面基板レイアウトを採用し、可能な限りケーブルを排除した構成。設定用のスイッチ類はほぼ全てがリアパネルにダイレクトで連結されている。

MM/MCやゲインの切り替え、サブソニックフィルターのオンオフはレバー操作で切り替え可能。フレキシブルな負荷抵抗/負荷容量の設定が行なえ、あらゆるMM/MCカートリッジに対応可能としている。設定用のディップスイッチはサウンド優先により直接リアパネルに配置されているが、通常はパネルで隠せる仕様となっている。

入力はRCAアンバランス×1で、出力はXLRバランス×1、RCAアンバランス×1。SN比はMM 85dB、MC 76dB。RIAA補正は±0.2dB。外形寸法は430×384×92mm(幅×奥行き×高さ)、重量は10.1kg。

コストパフォーマンス機「R15」

上位機であるR35からXLR出力を省き、設定できる負荷抵抗に違いはあるが、同じグレードのパーツを使用するなどR35の技術を投入したコストパフォーマンスの高さが特徴。

R15(ブラック)

多層両面基板を駆使し、端子類や切り替えのためのスイッチはリアパネルに直結。2/3サイズで設計されている。

MM/MCやゲインの切り替え、サブソニックフィルターのON/OFFはレバー操作で切り替えられる。また、負荷抵抗/負荷容量の設定変更はディップスイッチで行なえ、多くのMM/MCカートリッジに対応可能としている。

入出力はRCAアンバランス各1系統。SN比はMM 83dB、MC 74dB。RIAA補正は±0.2dB、外形寸法は350×313×73mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7kg。