ニュース

大塚家具、ヤマダ電機とのコラボで家電の展示販売を本格化

大塚家具は、業務提携しているヤマダ電機とのコラボレーションにより、3月6日の有明本社ショールームを皮切りに、家電の展示販売を本格的に開始する。

住宅金融支援機構「住宅取得に係る消費実態調査(2014年度)」や、ブライダル総研「新婚生活実態調査2018」によれば、「消費者は住宅取得や結婚に際し、家具やインテリアと同額以上の家電を購入している」という。また、大塚家具の店舗売上において、住宅取得や結婚を機にした家具・インテリアの購入は約3分の1を占めている。

そこで、ヤマダ電機との協力により、大塚家具でも家電も取り扱い、ワンストップで家具と家電をトータルに選べるようにするという。

IDC OTSUKA 有明本社ショールームで家電も販売

皮切りとなるIDC OTSUKA 有明本社ショールーム(東京都江東区有明3-6-11 東京ファッションタウンビル 東館)では、家具・インテリアと家電で暮らしをイメージした30のルームシーンを設置。リビングシーンにはテレビ、ダイニングシーンには冷蔵庫やスチームオーブンレンジ、寝室シーンには空気清浄機など、上位モデルを中心にインテリアスタイルに合った家電を組み合わせ、暮らしをトータルに提案する。

また、「お客様サロン」内にコーヒーメーカーなどキッチン周りの家電や掃除機、洗濯機やエアコンを取り揃えたコーナーも設ける。

大塚家具は2019年2月のヤマダ電機との業務提携後、ヤマダ電機の家電住まいる館やLABIへ、大塚家具の商品供給を進めてきた。同社は「ヤマダ電機の店舗網を活かし、より広く、より多くのお客様にヤマダ電機とともに『暮らしまるごと』提案するとともに、これまで取り扱いのなかった家電製品を当社店舗で取り扱うことにより、住まいのトータル提案のより一層の向上を進める」としている。