ニュース

東宝スタジオに、バンダイナムコ研究所が“試作実験場”のラボ新設

バンダイナムコ研究所は、 東京・世田谷区にある東宝スタジオのプロダクションセンター内に「バンダイナムコ研究所 東宝スタジオラボ」を2月7日に新設した。

バンダイナムコ研究所 東宝スタジオラボ

東宝スタジオ(東京都世田谷区成城1-4-1)は、1932年に設立された日本最大級のスタジオ。敷地面積は約78,000m2(約23,000坪)で、撮影ステージ10棟、ポストプロダクションセンター2棟を備える。

バンダイナムコ研究所は「Creating Entertainment Innovation! (革新的なエンターテインメントを創造する)」というミッションのもと、最先端技術における研究・検証・開発や、ゲーム制作で培われたノウハウを活用した新たなコンテンツの研究開発を手掛けている。

東宝スタジオラボ内に開設

「東宝スタジオラボ」は、同スタジオのプロダクションセンター内SR407、SR408に開設。今回の取り組みについてバンダイナムコ研究所は「AIやAR(拡張現実)・VR(仮想現実)・MR(複合現実)の技術開発が加速するなか、エンターテインメントをはじめ、さまざまな分野において『人を笑顔にする』可能性が広がりつつあり、迅速に研究開発を進めるためにはプロトタイピング環境が必要不可欠になった」と説明している。

東宝スタジオは映像・音声ともに最新鋭の技術を持つ施設を備え、映像における膨大な知識と経験豊富なクリエイターが多く集まっていることから、さまざまなチャレンジが期待できるとしており、バンダイナムコ研究所の“試作実験場”として活用していくという。

東宝スタジオ