ピクセラ、Win用3波Wチューナー「Xit Board」。2番組を15倍圧縮録画

ピクセラは、地上/BS/110度CSデジタル放送チューナーを各2機搭載し、2番組同時録画もできる、Windows向けPCIe接続テレビチューナーカードXit Board「XIT-BRD110W」を4月17日より発売する。直販価格は19,800円(税込)。対応OSはWindows 10 Home/Pro(64bit版)。

XIT-BRD110W パッケージイメージ

2018年6月に発売した「XIT-BRD100W」の後継機。高感度シリコンチューナーとハードウェアAVCトランスコーダーを2基搭載し、CPUに負荷をかけずに最大15倍のMPEG-4 AVC/H.264長時間録画を2番組同時にできる。Xit Board 2枚を組み合わせた4番組同時録画にも対応。15倍録画の場合、1TBのハードディスクに約1,500時間録画可能。mini B-CASカードのスロットが外側についており、カードを取りはずすためにパソコン本体を開ける必要が無くなった。

視聴アプリは「Xit(サイト)」。録画した番組の本編とそれ以外を自動でチャプターで区切り、スキップする「スキップ再生機能」や、0.8倍のゆったり再生、1.2倍/1.5倍/2倍の早見再生に対応する。予約した番組情報をもとに、好みに応じた番組をピックアップする機能や視聴タイトルの横にサムネイルが表示される機能を新たに搭載した。

そのほか、「タイムシフト」や「スリープ復帰」「時間変更追従・イベントリレー」「リリーフ録画」などの録画機能や、DTCP-IP配信に対応しており、受信や録画したテレビ番組を、対応するテレビやレコーダーに配信可能。スマホやタブレットからライブ放送を観たり、録画番組を楽しむといった使い方ができる。

外形寸法は約110.0×68.5mm(幅×奥行き/ブラケット・突起部除く)。重量は約55g。消費電力は約4.7W、BS/CSアンテナ電源出力時は約10W。