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あの“爆弾じじい”大暴れの裏側「エンド・オブ・ステイツ」特典映像解禁

「エンド・オブ・ステイツ」のマイク・バニング(ジェラルド・。バトラー)
(C)2019 Fallen Productions, Inc.

世界を未曾有の危機から救う男マイク・バニングの活躍を描く、人気シリーズ第3弾「エンド・オブ・ステイツ」が4月17日にBD化。発売に先駆け、劇場公開時に一部で話題になったニック・ノルティ演じる“爆弾じじい”ことマイク・バニングの父親クレイが、森で爆破スイッチを押しまくり大暴れするシーンの裏側を収めた特典映像が解禁された。

“爆弾じじい”ことマイク・バニングの父親クレイ(ニック・ノルティ)
(C)2019 Fallen Productions, Inc.

監督を務めたリック・ローマン・ウォーは「観客をアクションに参加している気分にさせれば登場人物との距離が縮まり感情移入してもらえる」と語る。

BD/DVD/デジタル【映像特典】『エンド・オブ・ステイツ』4.17リリース / デジタル先行配信中

そのこだわりがわかる1シーンが“森の爆破”の一幕だ。キャストへ細かく流れを説明した上で撮影を始める監督の姿にスタッフは「監督は、ただ爆破させるだけじゃなく、それぞれの人物に動機を与える」と分析。シーンの意図をキャストとスタッフが理解することで撮り方や動きが一層リアルになるという。

ジェラルドも「どのシーンにもすごく深く関わるから観客も僕も引き込まれる」と監督を絶賛。監督が「その場にいる気分になる」と振り返った大掛かりな森の爆破シーンの撮影現場では、激しい爆破の連続に、カットがかかると周囲から感嘆の声とともに「いいぞ!」と士気の上がる声が響く様子が見られる。

大統領を演じたモーガン・フリーマン
(C)2019 Fallen Productions, Inc.

マイクとトランブル大統領が湖で襲撃される場面では、大統領役のモーガン・フリーマンが実際に水中に飛び込んだというエピソードも。モーガンは「ボートから実際に落ちたよ。いきなり冷たい水の中にね」と語り、続けて「たくさん走り、銃だって受けた」と82 歳にして激しいアクションシーンに妥協をせず果敢に挑んだことを振り返っている。

「エンド・オブ・ステイツ」ブルーレイ&DVDセット

17日発売のBD版は、本編BD+DVDの2枚組。品番は1000761919で、価格は4,527円。発売・販売はワーナー・ブラザース。

ジェラルド・バトラーによるイントロダクション、堕ちた守護天使、期待の新鋭リック・ローマン・ウォー監督、キャスト集結、リアリティの追求、アクションシーンの舞台裏、再現されたワシントンDC、監督によるシーン解説(ドローン攻撃/トレーラー追跡劇/無重力タンク)、予告編集など計82分の映像特典を収録する。

本編は約142分で、2.39:1のシネマスコープ収録。音声は英語・日本語共に、DTS-HD Master Audio 5.1ch。

監督はリック・ローマン・ウォー、脚本はロバート・マーク・ケイメン。キャストは、ジェラルド・バトラー(宮内敦士)、モーガン・フリーマン(池田勝)、ティム・ブレイク・ネルソン(森宮隆)、ダニー・ヒューストン(菊池康弘)、ニック・ノルティ(池田勝)など。

(C)2019 Fallen Productions, Inc.

あらすじ

かつてたった一人で世界を未曾有のテロ事件から救った英雄マイク・バニング(ジェラルド・バトラー)。

今もシークレット・サービスのエージェントとしてアメリカ合衆国大統領トランブル(モーガン・フリーマン)から絶大な信頼を得ている彼だったが、長年の激務と歴戦の負傷は彼の体を激しく蝕んでいた。引退の二文字が度々頭をよぎるようになったある日、休暇中の大統領の元に突然空から大量のドローン爆弾が襲いかかる。決死の覚悟で身を挺して大統領を守るマイク。しかし激しい攻撃の中意識を失い、目を覚ますと彼は大統領暗殺を企てた容疑者として拘束され、FBIの執拗な尋問を受けていた。

全く見に覚えのない濡れ衣、しかし何者かが周到に用意した証拠はすべてマイクが犯人であることを示していた。隙を突いて逃亡したマイクは自らの無実を晴らし、真実を明らかにするため、ある男の元を訪れる。やがて明らかになる陰謀、それは世界を破滅へと導く恐るべきものだった。傷だらけの英雄マイク・バニング最後の戦いが今始まる……。