「志村けんのだいじょうぶだぁ」YouTubeで公開。収益を日本赤十字へ寄付

志村けんのだいじょうぶだぁ #1より
(C)イザワオフィス

イザワオフィスは、1987年から1996年にテレビで放送された「志村けんのだいじょうぶだぁ」を再編集し、イザワオフィスのYouTubeチャンネルにて、動画全10本を順次公開。得られた収益は日本赤十字社に全額寄付し、新型コロナウイルスに対応する医療従事者を支援する。

3月29日に新型コロナウイルス感染症により亡くなった志村けんさんの所属事務所であるイザワオフィスでは、YouTubeに動画を公開し、コンテンツから得られる収益を、諸経費を除いた上で日本赤十字社に全額寄付することで、新型コロナウイルスに対して最前線で働く医療従事者への支援を検討。志村けんさんの遺族をはじめとした関係各所の理解を得て決定したとしている。

動画は#1〜#10までの10本で、#1を広告のない動画、それ以外を広告付動画として公開する。なお、「志村けんのだいじょうぶだぁ」は、諸事情により、テレビなどで放映する機会がなく、今後もその可能性は限りなくゼロに近い状況だという。

イザワオフィスは「志村けんの全盛期とも言える時期の作品が、このまま人々の目に触れられず、再び世に出ないまま葬り去られてしまうことに対して、大きな葛藤がありました。(中略)『本来であれば処分されるのを待つのみ』であった本作品群が、新型コロナウイルスと戦い続ける世界各地の家庭を明るくする⼀助となり、寄付により日本赤十字社の諸活動が、より多くの方々を助けることを、弊社スタッフ⼀同、願っております」としている。