ニュース

“肉弾戦アクション”の極意、クリヘム主演Netflix「タイラー・レイク」舞台裏

「タイラー・レイク -命の奪還-」 メイキング写真

Netflixは、クリス・ヘムズワースが主演を務めるサバイバルアクション映画「タイラー・レイク -命の奪還-」を独占配信中。今回、クリスとサム・ハーグレイヴ監督が肉弾戦アクション撮影を解説する特別映像をYouTubeにて公開。生身にこだわった撮影を行うことでリアリティ溢れる肉弾戦シーンが完成したことを明かした。

特別映像では、「アベンジャーズ」シリーズの頃から互いを知り尽くすクリスとハーグレイヴ監督が、撮影当時の様子を振り返りつつ、生身で行った肉弾戦アクションを生解説。解説するのは、誘拐された麻薬王の息子オヴィを救出するミッションを担ったタイラーが敵のアジトに単身突入する手に汗握るシーン。

「タイラー・レイク -命の奪還-」 SHOT BY SHOT - Netflix

顔をフードで覆ったまま階段から転げ落ちるシーンの撮り方や、危険に見えて、実はダミーの人形を投げ倒していたり、床自体をクッション入りにしたり、木製の武器を使ったりと、安全にも配慮した数々のアイデアにより、クリスら演者たちは身体をかばうことなく全力でアクションを行なうことができたエピソードが次々と飛び出す。

ハーグレイヴ監督は「どのアクションシーンもリズムの中でメリハリをつけなくてはならず、ちゃんとパンチのある終わりがないといけない」と“アクションの極意”についても赤裸々に明かしつつ、「クリスのような役者と仕事するのが好きなところは、“この動きの方が良いね”、“やっぱり左手じゃなくて右に変更しよう”と調整を入れてもちゃんと即興でついていける。それができる人がいると、とても自然な流れでシーンを創りあげていける」とクリスの高いアクションスキルに太鼓判を押した。

タイラー・レイク -命の奪還- あらすじ

数々の危険な戦闘を渡り歩いてきた大胆不敵で屈強な傭兵タイラー・レイクは、誘拐された麻薬王の息子オヴィを、ギャングが支配するダッカの市街地に潜入して救出するという不可能に近いミッションを請け負う。裏社会の武器商人や麻薬密売組織らが牛耳るアジトから少年を奪還、脱出を開始するも、街中のギャングたちすべてが敵となり凄まじい猛追を受けることに。もはや任務遂行は不可能とも思われる絶体絶命の状況から、果たして無事少年を救い出し脱出できるのか!?