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HIDIZS、小さくてもESSデュアルDAC搭載プレーヤー「AP80Pro」。aptX/LDAC対応
2020年5月18日 08:30
飯田ピアノは、HIDIZSブランドの小型ポータブルオーディオプレーヤー「AP80Pro」を5月22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は18,000円前後。カラーは、ブラック、グレー、レッド、ブルー。通常モデルの筐体はアルミニウム合金だが、世界限定500個で筐体が純銅製の「CP」も用意する。「AP80ProCP」の店頭予想価格は28,000円前後。
「AP80Pro」は、「AP80」をさらに高性能にブラッシュアップし、ESSの「ES9218P」DACチップをデュアルで搭載。2.5mmのバランス出力も備えているのが特徴。Bluetoothも進化しており、バージョン4.0から4.2へと変更。コーデックはaptXやLDACに加え、HiByUATにも対応。小型・軽量はそのままに、より多くのイヤフォンやワイヤレス製品と組み合わせられるようになっている。
DACは、ESS製「ES9218P」をデュアルで搭載し、SNR+130dB、DNR+121dB、THD+N-114dBの高い性能を実現。従来の3.5mmアンバランス出力に加え、2.5mmバランス出力端子も搭載。HiBy製FPGAチップ「HBC3000」を搭載することで、マスタークロックによるデジタル音楽再生の精度を高め、クロックジッターを完璧に制御したとする。
OSは「Hiby 3.0」を採用。わかりやすいUIを採用し、軽快に動作。それと同時に、「パワフルなサウンドで最高の音楽体験をお届けする」という。
「Mage Sound 8-Ball Tuning」(MSEB)も搭載。パラメトリックイコライザーと音場調整に基づく複数のアルゴリズムを組み合わせて設計されており、各パラメーターを調整することで「最も満足のいくサウンドを作成する」という。
Bluetooth 4.2に対応。コーデックはaptX、LDAC、HiByUATに対応。UATはHiByが開発した独自のBluetooth伝送コーデックで、業界初という192kHzのサンプルレートと、1.2Mbpsのビットレートをサポートする。
スマホからプレーヤーを操作する「HiBy Link」機能も搭載。スマホの「HiBy Musicアプリ」を使い、直接AP80Proを操作できる。
FMラジオも搭載。ディスプレイはサムスン製の2.45型で、タッチスクリーンタイプ。より簡単に操作するために、ホイールと3つの物理ボタンを搭載。ボリュームには、日本のALPS製ボリュームを採用している。
850mAのリチウムポリマーバッテリーを内蔵。最大でバランス接続時に9時間、アンバランスで11時間の連続再生時間を実現した。USB端子を備え、AP80ProをUSB DACとして使うことも可能。
FLAC、APE、WMA、WAV、Apple Lossless、DSF、DFFなどの再生が可能。PCMは384kHz/32bit、DSDは11.2MHzまでサポートする。
ストレージは内蔵していないが、microSDカードスロットを備え、最大512GBまでのカードが使用できる。重量は68g。