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HIDIZS小型プレーヤー「AP80」に銅筐体モデル。HiBy「R6Pro」に新色Purple
2019年7月23日 16:30
飯田ピアノは、HIDIZS TECHNOLOGYのポータブルプレーヤー「AP80」と、HiByのプレーヤー「R6Pro」に、バリエーションモデルを追加する。発売日は7月26日で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は「AP80」の筐体を銅に変更した「AP80CP(カッパー)」が25,750円前後、「R6Pro」の新色Purpleが89,900円前後。
どちらのモデルも、AP80CPは筐体の素材、R6Pro Purpleはカラーが、既存モデルと異なる。それ以外の、プレーヤーとしての仕様は基本的に既存モデルと同じ。
HIDIZS AP80CP
AP80には従来から、バリエーションとしてステンレススチール製筐体の「AP80SS」が存在しており、通常のアルミ筐体モデルと比べ、約1万円高価ながら、ユーザーから音質面で高く評価されていたという。
そこで、「オーディオ的な素材の探求とHIDIZS自身の好奇心を反映させた結果、純銅を使用したボディの製作というチャレンジ」が実現。メインのボディだけでなく、ボーリュームノブ、ボタンまで全ての金属製パーツを銅で作った「AP80CP」が誕生した。
なお、表面処理を施していないため、ボディは酸化しやすく、使用しているうちに皮脂や空気中の酸素と反応し、色が変化していくという。HIDIZSでは、「酸化によるエージングを味わったり、表面を磨き光沢を出して楽しんだりなど、好みによってお楽しみ頂ける」としている。
手のひらサイズのコンパクトさが特徴のプレーヤー。DACチップにESS製「ES9218P」を搭載し、最大5.6MHzまでのDSDと、PCM 384kHz/32bitの再生に対応(DSDはPCM変換再生)。ヘッドフォン出力は3.5mmステレオミニ。
HiBy R6Pro Purple
PurpleモデルはR6Proデビュー時から、メインビジュアルや展示会などで公開されていたが、ステンレス素材への着色は技術的に色味を安定させることが難しく、デビューのタイミングでは製品品質の基準に達せず、これまではSilver(ステンレス無垢)モデルを先に発売していた。
その後、製造工程の調整を続け、色味の安定を実現。R6Pro Purpleの発売に至った。アンプ回路やソフトウェアなど、製品の仕様は通常のR6Proと同一。
'18年6月に発売されたR6シリーズをベースとしながら、4.4mmバランス出力端子や新規アンプ回路などを搭載した上位機。DACはESS製「ES9028Q2M」を2基搭載し、DSD 256やPCM 384kHz/32bitなどの再生に対応。Snapdragon 425と3GB RAMを備える。