「ひかりTV」のパソコン向け配信がスタート

-NEC「VALUESTAR N」が対応。チューナレンタル不要


4月14日発表



 株式会社NTTぷららは14日、NTT東/西のフレッツ光回線を使った映像配信サービス「ひかりTV」でパソコン向けのサービスを展開すると発表した。

VALUESTAR N

 第1弾製品として、14日に発表されたNECの「VALUESTAR Nシリーズ」の一部機種が、「ひかりTV」に対応する。対応するのは、店頭モデルが「VN778/TG01B(実売価格215,000円前後)」の1モデル、Web限定のNEC Directモデルは、「GV281A/DE」、「GV281B/DE」、「GV281C/DE」の3モデルが対応し、14日より順次発売される。

 なお、各機種で利用前に添付されている「SmartVision IPTVセットアップCD-ROM」を使ってソフトをインストールする必要がある。同ソフトをインストールすると、リモコンやマウス操作でひかりTVにアクセスし、番組視聴が可能となるという。

 通常「ひかりTV」を利用するためには、外付けのひかりTV対応チューナ(レンタル料525円/月額)を接続する必要があるが、対応パソコンではレンタル料は不要となる。

 ひかりTVの料金プランはレンタル時と共通で、チャンネル放送とVOD 5,000本の見放題がセットの「お値うちプラン」(月額3,675円)や、多チャンネル放送を基本とし、VODがオプションの「テレビおすすめプラン」(月額2,625円)などが用意される。なお、パソコン向けサービスでは一部番組が視聴できないものがあるほか、HDではなくSD画質になるなどの制限が生じる番組もある。


(2009年 4月 14日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]