富士フイルム、高輝度8,000ルーメンの超短焦点プロジェクタ「Z-8000」

FP-Z8000 ブラック

富士フイルムは、世界初の「屈曲型二軸回転機構レンズ」を搭載した超短焦点プロジェクター「Zシリーズ」の新機種として高輝度8,000ルーメンの明るい映像とクラス最小・最軽量を実現した「FP-Z8000」を開発。2021年に発売する。カラーはブラックとホワイトの2色。オフィスや商業施設、美術館・博物館などでの業務用利用を想定している。

富士フイルム初のプロジェクター「FP-Z5000」の後継機。屈曲型二軸回転機構レンズにより本体を動かさずにさまざまな方向へ映像を投写できる点や、至近距離から大画面映像を映し出せる点などFP-5000の特長はそのままに、光の透過率が高いレンズとレーザー光源を採用し、高輝度8,000ルーメンの映像を実現。明るい店舗内のデジタルサイネージなどで利用する場合でも、高コントラストの鮮明な映像を映し出すとしている。

ホワイト

ボディ内部の部品を最適に配置することで、クラス最小・最軽量の外形寸法460×510×163mm(幅×奥行き×高さ)、重量約19kgを実現し、縦置き・横置きの両方に対応。これまでデッドスペースであった場所を有効活用した空間演出が可能とする。

レンズ部を収納した様子

そのほか、曲面への投写時に生じる映像の歪みを補正できる「幾何学補正機能」や、複数台で投写映像をつなぎ合わせて1つの映像を映し出す「エッジブレンディング機能」などを搭載。従来投写できなかったところにも迫力のある映像を映し出せるとしている。