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DXアンテナ、低コストで集合住宅を新4K8K対応にする新改修工法

CS/BS左旋ダウンコンバーター「DC32LL」

DXアンテナは、集合住宅において既設の2K衛星放送受信設備を利用しながら、低コスト・短工期・省施工で新4K8K衛星放送に対応できる新しい改修工法「周波数変換システム(dCSS方式)」に対応した、CS/BS左旋ダウンコンバーター「DC32LL」、CS/BS左旋アップコンバーター「UC32LL」を7月27日に発売する。価格はダウンコンバーターが48万円、アップコンバーターが48,000円。

【お詫びと訂正】記事初出時、「価格は各48万円」と記載しておりましたが、アップコンバーターは48,000円でした。お詫びして訂正します。(20日18時)

CS/BS左旋アップコンバーター「UC32LL」

「周波数変換システム(dCSS方式)」は、「CS/BS左旋ダウンコンバーター」を用いて、BS/CS左旋帯域から指定したチャンネルのみを、地上デジタル放送帯域の下の周波数帯域へ周波数変換(ダウンコンバート)し、各部屋のテレビ端子まで伝送。

その後、「CS/BS左旋アップコンバーター」により、部屋の4K8Kテレビの手前で周波数変換(アップコンバート)することで、幹線部分は既設の2K衛星放送受信設備のまま、新4K8K衛星放送が視聴できるのが特徴。

これにより、全面改修において困難だった宅内工事に伴う日程調整も不要となり、工期短縮にもつながるという。また、今後新たにCS左旋チャンネルが増えた場合でも、幹線部分のブースターを「CS/BS-IF・CATV(1GHz対応)ブースター」に交換することで、最大4chまで追加できる。

今回の製品のダウンコンバーター/アップコンバーターは、どちらも3224MHz対応で2K・4K・8Kすべてに対応。高シールド設計により電波漏洩やイミュニティ対策も万全だという。HSマーク(ハイシールドマーク)登録済となる。