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finalとDITAのイヤフォンケーブルに2Pin仕様。ヘッドフォンケーブルのセミオーダーも

final「イヤフォン用シルバーコートケーブル」に2Pin仕様が登場

S’NEXT(エスネクスト)は、finalブランドの「イヤフォン用シルバーコートケーブル」とDITAブランドの「OSLOケーブル」の2Pin仕様を新たに発売するほか、finalブランドの「ヘッドフォン用シルバーコートケーブル」のセミオーダー販売を開始する。いずれも7月30日発売で、7月22日12時から予約受付がスタートしている。

市場想定価格はfinalのイヤフォン用シルバーコートケーブル2Pin仕様が19,800円(税込)、DITAのOSLOケーブル2Pin対応モデルが66,000円(税込)、FitEar製2Pin対応モデルが79,800円(税込)。finalのセミオーダーシルバーコートケーブルは組み合わせによって価格が変動する。

新たに2Pin仕様が用意されたfinalのイヤフォン用シルバーコートケーブルは、信号伝送速度が求められるスーパーコンピューター「京(Kei)」用のケーブルを開発・製造した潤工社との共同開発品。線材にシルバーコートOFC線、絶縁被膜にPFAフッ素ポリマー、外被にPVCが採用されている。

追加される2Pinコネクタは、もっとも汎用性が高いとされるΦ0.78規格で、幅広いイヤフォンに対応できるとしている。ただし、2Pinコネクタはメーカーごとに規格が違うことも多く「機器の対応に関しましては自己責任にて慎重におこなって下さい」としている。プレーヤー側との接続端子は2.5mm、3.5mm、4.4mmの3タイプが用意された。

DITA「OSLOケーブル」

同じく2Pin仕様が追加されたDITAのOSLOケーブルは、線材にシルバーとゴールドのナノ粒子がブレンドされたスクワランオイルのコーティングが施された「PC-Triple C長結晶無酸素銅」を使用したもの。被膜にはポリエチレンが採用され、取り回しのよさも兼ね備える。

プレーヤー側との接続端子は「AWESOMEコネクター」仕様

こちらのモデルには、2Pinコネクタ仕様に加え、須山歯研が展開するFitEarブランド製品に対応した2Pinコネクタ仕様も用意される。プレーヤー側との接続端子は2.5mm、3.5mm、4.4mmを任意に交換できる「AWESOMEコネクター」となっている。

セミオーダーが開始されるfinalの「ヘッドフォン用シルバーコートケーブル」

セミオーダーが開始されるfinalのヘッドフォン用シルバーコートケーブルも、潤工社との共同開発品。導体はシルバーコートが施された0.08mm線材50本の3本縒り仕様。

このヘッドフォン用シルバーコートケーブルには、使用環境に応じた端子や他社製ヘッドフォンにも対応してほしいというユーザーからの要望が多かったといい、今回ユーザーの声に応える形で端子の種類やケーブル長を選べるセミオーダー販売が決まったとのこと。

セミオーダー開始に合わせ、3.5mmモノラルプラグを採用したヘッドフォンにも対応するほか、プレーヤー側との接続端子の選択肢も従来の2.5mm、3.5mm、4.4mm、6.3mm、XLR、XLR(フルテック601MR)、XLR(ノイトリックNC3MXX)に、XLR/フルテック(701MG)、6.3mmバランス(ノイトリックNP3X-B)を加えた7種類に。ケーブル長は1.5m、2m、3m、5m、6mの5種類から選択できるようになった。