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NUARL、独自ドライバでANC搭載完全ワイヤレス「N10 Pro」
2020年7月22日 15:09
エム・ティ・アイは、NUARLブランドのアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載した完全ワイヤレスイヤフォン「NUARL N10 Pro ANC TRULY WIRELESS STEREO EARBUDS」を9月上旬に発売する。価格は24,500円。
QualcommのANC technologyによるフィードフォワード/フィードバック式のデュアル・デジタルANCを搭載したイヤフォン。外音取り込みにも対応しており、専用アプリ専用アプリ「N10 CONNECT」によってANC/外音取り込みの切替ができる。
PEEK振動膜の表面にTPEとチタンを皮膜蒸着したPTT多層皮膜動板と、ダブルマグネット磁気回路を採用した独自の10mm径ダイナミックフルレンジドライバー[N10]v3を搭載。高域から低域までキレのあるパワフルなサウンドを再生するという。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。
ドライバーを金属筐体に収納しモジュール化することで、有線イヤフォンのようなアナログ音調を実現。さらにイヤフォンモジュールとSoC内蔵のDSPを駆使したデジタルイコライザーを組み合わせることで、これまでにない繊細な音質チューニングを施したという。
米T.B.Iの特許技術「HDSS」を採用しており、第3世代ETL音響モジュールを筐体に内蔵することで頭内定位を防ぎ、厚みと立体感のある自然な音の広がりを再現するという。
Bluetooth 5.0準拠。コーデックはaptX、AAC、SBCに対応。プロファイルはA2DP、HFP、HSP、AVRCPをサポートする。Qualcomm「QCC5124」に、独自の指向性制御技術を採用したアンテナを組み合わせることで、音途切れの少ない接続安定性を実現しているという。
イヤフォンのボタンでスマートフォンの音楽再生操作再生/停止/曲送り/曲戻しや音量調整、電話応答が可能。イヤホン後方の専用サブボタンではANCと外音取込み機能のON/OFFができる。内蔵ツインマイクによる通話もできる。
専用アプリ「N10 CONNECT」では、ANC/外音取込み切替だけでなく、聴覚保護機能ON/OFF、イコライザー設定など、機能カスタマイズに対応。ファームウェアのOTAアップデートや、イヤフォンの接続が切れた時点を地図上に表示する「Find Earbuds」にも対応する。
最大連続再生時間は7時間。ケースと組み合わせることで最大30時間再生できる。ANC ON時でも最大5時間連続再生できる。ロールスイッチ機能を搭載しており、電源を入れるごとにバッテリー残量が多い方を親機に切り替え、バッテリーの片減りを防止する。
重量は片耳約7.4g、充電ケースは約66g。外形寸法はイヤフォンが27.6x18.5x27.5mm(幅×高さ×奥行き)、充電ケースが95.5x339.3x36.8mm。シリコンイヤーピース「Block Ear+」S/MS/M/Lサイズ、フォームイヤピース「Magic Ear+」S/M/Lサイズなどを付属する。