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“ビクター”ブランドになった、スタジオモニターヘッドフォン

「HA-MX100V」

JVCケンウッドは、ビクターブランドのスタジオモニターヘッドフォン「HA-MX100V」を7月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、市場想定価格は23,000円前後。'16年に発売された「HA-MX100-Z」のリニューアルモデル。

ビクタースタジオがプロデュースした現行のHA-MX100-Zは、'11年1月に発売されたスタジオモニターヘッドフォン「HA-MX10-B」をハイレゾ対応させたもの。高い原音再生能力と高い耐久性を両立し、音楽制作現場で高い支持を得てきた。今回、ハイレゾ音源の浸透でより高音質なリスニング環境が求められている一般市場にも展開するべく、ビクターブランドにリニューアルされた。

ハウジングにはビクターの“犬のマーク”が刻印される

ビクターブランドへのリニューアルに伴い、ハウジング部分にはブランドロゴである“犬のマーク”、蓄音機の前に座る犬のニッパーが刻印された。従来モデルと同様、音質チューニングにはビクタースタジオのエンジニアが携わる。日本製高純度CCAWボイスコイルや熱処理を施した低歪磁気回路を採用したハイレゾ対応モニタードライバーユニットを搭載し、振動板前面には独自技術のサウンドディフューザーも搭載され、「伸びやかで解像感の高い高域再生と、音場の自然な広がり」を実現したという。

出力音圧レベルは107dB/1mWで、再生周波数帯域は10Hz~40kHz。インピーダンスは56Ω、最大許容入力は1,500mW。付属するケーブルは2.5mのOFCで、3.5mmステレオミニ端子が採用されているほか、ネジ式の6.3mmステレオ標準プラグへの変換アダプターも付属する。ケーブルを除いた質量は265g。