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国産ブランド「PLATANUS」のアルミ製フォノカートリッジ

「3.5S」

PDNは、国産フォノカートリッジブランド「PLATANUS(プラタナス)」と販売総代理店契約を締結し、同ブランドのMC型フォノカートリッジ「2.0S」と「3.5S」の取り扱いを8月3日より開始した。価格は2.0Sが36万円、3.5Sが24万円。

プラタナスは、2012年にフォノカートリッジデザイナーの助廣哲也氏が立ち上げたブランドで「音楽そのものに忠実であること」をブランドポリシーに製造を行なっている。

「2.0S」

PDNが取り扱いを開始した製品は、高剛性思想が特徴のMC型フォノカートリッジ。2.0Sは、ベース部にA7075アルミニウム合金、カバー部にA6063アルミニウム合金が使用され、重低音域から高域までつながりがよく、繊細で密度感のある再生能力を有し、「生々しく躍動する音や自然な音色、演奏家の感情までもが素直に」感じられるという。

開発の際、「レコードに刻まれた音声波形の伝達を担うカンチレバーなどが取り付けられる磁気回路の、構造としての音響特性に着目」したといい、通常であれば複数の部品で構成される磁気回路を純鉄の塊から削り出すことで剛性を強化。磁気回路を支えるベースプレートの材質なども試作を繰り返し、約3年半の歳月をかけて作られたという。

「2.0S」

2.0Sの自重は16gで、カンチレバーはA2017アルミニウム合金製のテーパー形状中空パイプ。出力電圧は0.3mV(3.54cm/sec., rms, 45°)。針先はダイヤモンド/ラインコンタクト、針圧は1.9~2.1g(標準 2.0g)。

インピーダンスは2.5Ωで、再生周波数帯域は10Hz~50kHz。チャンネルセパレーションは30dB以上(1kHz)。

「3.5S」

もう一方の3.5Sは、2.0S開発で得られた知見をもとにさらなる進化を遂げたというフォノカートリッジ。筐体はA6063アルミニウム合金削り出し一体型で、ブラス製スタビライザーを圧入して十分な剛性を確保したという。2.0Sで採用されたプラタナス独自の高剛性磁気回路を搭載、ボロン製カンチレバー(φ0.26mm)、ラインコンタクトスタイラスを採用し「力強く明瞭で精緻な再生」ができるという。

自重は12gで、出力電圧は0.4mV (3.54cm/sec., rms, 45°)。針先はダイヤモンド/ラインコンタクト、針圧は1.9~2.2g(標準 2.0g)。インピーダンスは4Ωで、再生周波数帯域は10Hz~50kHz。チャンネルセパレーションは30dB以上(1kHz)。