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アニメの世界に泊まる“アニメホテル”。全室に150型スクリーン
2020年8月4日 15:30
KADOKAWAは、アニメをテーマにしたコンセプトホテル「EJ アニメホテル」を10月1日にオープンする。場所は埼玉県所沢市の複合施設「ところざわサクラタウン」。室料は1泊2食付きで、お1人様19,800円。オープン時は人気アニメ5作品とコラボする。
「好きな物語に、泊まる。」をコンセプトに、アニメやゲーム、コミック、映画、特撮、アイドルなど、日本が世界に誇るコンテンツの世界観を演出する体験型ホテル。ホテル名のEJは「Entertainment Japan」を意味するという。
EJ アニメホテルの客室やフロント、ロビー、ホテル専用レストランなどは、8月1日にプレオープンを迎えたところざわサクラタウンの最上階にあたる6階に位置。用意される客室はスイート(1室)、ジュニアスイート(4室)、オルト・ジャパニーズ(和室/4室)、デラックス(14室)、スーペリア(10室)の5タイプ・33室で、すべてコラボルームとして展開される。
すべての客室に、150インチプロジェクター(EPSON EB-G7400)とサウンドバー(YAMAHA YSP-5600)、演出用スマート照明(PHILIPS Hueシリーズ)が備えられ、これらを使った映像、音響、ライティングの演出と室内装飾、オリジナルグッズなどによって「新感覚の宿泊サービス」を提供するとしている。
そのほかエレベーターやロビーなどにも仕掛けが用意され、ホテル全体で非日常の世界を演出するとのこと。
最大60名を収容できる専用レストラン「Tiam(ティアム)」では、コラボ作品の世界を表現した本格的フルコースディナーが楽しめる。またキャラクターパーティーやウエディングなど催事プランにも対応する。
10月1日のオープン時にコラボする作品は、「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」と「宇崎ちゃんは遊びたい!」、「この素晴らしい世界に祝福を!」、「とある科学の超電磁砲 T」、「結城友奈は勇者である」の5つ。各コラボルームの詳細は9月1日に発表され、同日に予約受付もスタートする。
ホテルが入るところざわサクラタウンは、日本最大級のポップカルチャー発信拠点として、イベントスペースやショップ、レストラン、ミュージアムに加え、KADOKAWAの新オフィスや書籍製造・物流工場も備える複合施設。11月6日のグランドオープンに先駆け、8月1日からプレオープン期間として一部施設が開業している。