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スマホからエフェクト操作、ネット配信向けキャプチャユニット
2020年8月6日 15:30
ATENジャパンは、カメラなどをHDMI接続し、スマホの専用アプリからエフェクトを操作できる配信用ビデオキャプチャー「CAMLIVE PRO UC3022」を発売した。価格は53,000円。
AVキャプチャーとエンコード、ミキシング、スイッチングを1台で担う製品。ストリーミング配信に必要な機材が1台に集約されているため、「1人で簡単にプロ仕様のスタジオに近い環境を構築」できるという。
映像のスイッチングやクロマキー合成、ピクチャ・イン・ピクチャのようなエフェクト操作には、専用アプリ「ATEN OnAir Liteコントール」を使用する。アプリをインストールしたiOS/Android端末とはBluetooth経由で接続するため、機材から離れていても操作できる。
本体にはHDMI Type-A入力を2系統備え、4Kカメラやゲーム機などの映像を取り込むことができる。オーディオ入力はXLRコネクターとRCAコネクターの2系統が用意される。出力用はUSB 3.2 Type-BとHDMI Type-A。
入力できるビデオ解像度は最高4K(2160/30p)。出力はUSB経由の場合720/60p、もしくは1080/60p。HDMI経由の場合は最高4K(2160p/30p)。
本体ケースはメタル製、サイズは130×151.8×42.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは680gと軽量コンパクトなため、持ち運びにも最適という。
映像の配信には別途Windows/Mac/Androidが必要で、対応OSはWindows10、Mac OS X 10.13、Android 5.x以降。最低ハードウェア条件はCPUがIntel Core i3 Dual Core 2.8GHz以上、RAMが4GB以上、USB Type-CもしくはUSB Type-Aインターフェイスも必要となる。
Android端末を使って映像配信する場合、UVC対応のUSB Type-Cインターフェイスが必要。専用アプリ「ATEN OnAir Liteコントール」からの配信は非対応なため、別途配信用アプリを準備する必要もある。