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Oculus新規利用時はFacebookアカウント必須に

Facebookは18日(米国時間)、Oculus製品のログイン方法についてのアップデートを発表。10月より初めてOculus製品を使用する際、Facebookアカウントでのログインが必要になる。また、Oculusアカウントのサポートは、2023年1月1日をもって終了となる。

すでにOculusアカウントを持っている場合、Facebookのアカウントとの統合が可能。なお、既存のアカウントで統合しない場合でも、2023年1月1日まではOculusアカウントを継続できるが、今後リリースされるOculus製品は、Oculusアカウントを持っている場合でも、Facebookアカウントが必要になる。

Oculusアカウントのサポート終了後も、Facebookアカウントと統合せずに引き続き製品を利用できるが、Facebookアカウントを必要とする機能が含まれている等の理由で一部のゲームやアプリが作動しなくなる可能性があるという。Facebookアカウントを利用すればすべての機能が利用できるようになる。

Facebookアカウントでログインした場合でも、独立したVRプロフィールを作成したり管理したりできるほか、Oculus上の友達にFacebookの名前で検索されたくない場合は、Oculusの設定で「自分のみ」を選択し、表示することも可能。

また、複数の利用者が各自のFacebookアカウントを使って同じ製品にログインできる機能を導入し、それぞれの情報を保持したままヘッドセットを友人や家族と簡単に共有できるようにするという。

FacebookとOculusのアカウントを統合することで、Facebookでの機能の多くをOculusでも利用できるようになり、Facebook上でのVR体験をライブストリーミングやシェアできるオプションなどにより、プラットフォーム間での共有がより容易になるとしている。

また今後は、世界を探索し、遊び、創造できるHorizonのように、Facebookを利用したマルチプレイやソーシャルな体験を、VRでも提供するほか、VRアバターを他のFacebookアプリやテクノロジーで使用できるようになるという。