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PC不要で動きながらVRゲーム「Oculus Quest」49,800円で5月21日発売。Rift Sも
2019年5月1日 09:36
Oculusは、VR用ヘッドマウントディスプレイの新製品である「Oculus Quest」と「Oculus Rift S」を、5月21日に発売する。価格(税込)はQuestの64GBが49,800円、128GBが62,800円。Rift Sが49,800円。「Oculus Quest」はPCを使わず、スタンドアローンで動作。Oculus Rift SはPCと接続して利用する。
QuestとRift Sのどちらも、ヘッドセットに組み込んだセンサーで装着者の動きを検知する「Oculusインサイト」機能を搭載。体の向きにかかわらずユーザーの動きをVR内に反映でき、外部センサーが無くてもルームスケールトラッキングが可能。「プレイスペースのどこからでも、周囲を見回したり、しゃがんで攻撃をよけたり、バトルの形勢を逆転させたりすることができる」という。
「Oculus Touchコントローラー」が左右の2個付属。手に持つと、ゲーム内に自分の手が現れ、その動きを反映できる。なぎ払う、投げる、つかむといった動きが、直感的かつ正確にVR内に投影されるとする。
Oculus Quest
Oculus Questはオールインワン型のVRヘッドセットで、VRヘッドセットとコントローラーだけで、場所を選ばずゲームが楽しめる。周囲のものにぶつからないようにするOculusガーディアンシステムも搭載。ヘッドセットには立体的な音声再生機能も搭載されており、ヘッドフォンを使わなくても、チームメイトの声や背後に忍び寄る音が聴けるという。QualcommのSnapdragon 835チップセットを内蔵している。
本体には、5つのゲームソフトのプレビューデモがあらかじめインストールされており、Beat Saber (Beat Games)、Creed (Survios)、Journey of the Gods (Turtle Rock Studios)、Space Pirate Trainer (I-Illusions)、Sports Scramble (Armature)が楽しめる。
β版のキャスティング機能を使うと、Oculusモバイルアプリや、テレビへ、プレイ中の視界の映像をキャストする事も可能。「友人と楽しみを共有できる」という。
Oculus Rift S
「Oculus史上最も高度なPC対応VRヘッドセット」とされたモデルで、Oculusストアでリリースされている数百タイトルのVRゲームや限定コンテンツが楽しめる。
次世代レンズとよりシャープなディスプレイを備え、「色がより明るく鮮やかになり、スクリーンドア効果が軽減された」とする。
改良されたヘイロヘッドバンドを搭載し、ダイヤルを回すとフィット感を調整可能。ヘッドセット装着時の安定感や快適さをコントロールできる。
ヘッドセットには立体的な音声再生機能も搭載されており、ヘッドフォンを使わなくても、チームメイトの声や背後に忍び寄る音が聴けるという。
組み合わせるPCの推奨スペックは、グラフィックカードがNVIDIA GTX 1060/AMD Radeon RX 480以上、CPUがintel i5-4590/AMD Ryzen 5 1500X以上、メモリが8GB以上、ビデオ出力がDisplayPortTM 1.2/miniDisplayPort (アダプター同梱)、USB 3.0ポートが1つ必要。OSはWindows 10に対応する。
