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DJI、マグネットでスマホ簡単取り付け。ハンディスタビライザー「OM 4」

DJI OM 4

DJIは27日、スマートフォン向けのハンディスタビライザー新モデル「DJI OM 4」を発表した。以前は「Osmo Mobile」という名称だったが、「OM」にリニューアルされた。直販サイトで販売を開始しており、直販価格は16,500円(税込)。よりスマートな折りたたみ設計になっているほか、スマホにマグネットを取り付け、そのマグネットでジンバルに固定する装着方法も利用できるようになっている。

DJI - OM 4 紹介映像

折りたたみできるのが特徴で、コンパクトに持ち運べる。独自の高度磁気アタッチメント設計を搭載。軽量金属製の磁気スマートフォンクランプで、スマホを挟みながら固定する方法に加え、スマホの背面に付属の磁気リングホルダーを取り付け、磁石でOM 4に固定する方法も新たに採用。より素早く、手軽にジンバルに装着できる。

クランプ方式の取り付けも可能

外形寸法は、従来の「Osmo Mobile 3」が展開時285×125×103mm、折りたたんだ状態が157×130×46mmだったのに対し、「OM 4」は展開時276×119.6×103.6mm、折りたたんだ状態で163×99.5×46.5mmとコンパクトになっている。重量は390g。2,450mAhのバッテリを搭載し、15時間の使用が可能。

DJI「Mimo」アプリをスマホにインストールすると、OM 4と連携。撮影に関するスマホの操作が、OM 4側から行なえる。

付属品一覧
小型三脚を取り付ける事もできる

撮影機能として、指定した被写体を自動的に追尾する「ActiveTrack 3.0」が利用可能。大人、子供、ペットなどの被写体の識別が改善された。操作性向上のため、アクティブトラック中の構図を専用ジョイスティックを使用し、調整できるようにもなっている。

指定した被写体を自動的に追尾する「ActiveTrack 3.0」

ハンドジェスチャーでOM 4を操作し、動画撮影の開始・終了を操作したり、写真撮影も可能。

事前にプログラムしたジンバル動作をさせたり、ズーム撮影を自動的に調整しながら行なうことで、ドリーズームのように被写体の背景をシフトさせる「DynamicZoom」撮影機能も用意。

タイムラプス、モーションラプス、ハイパーラプス撮影も可能。被写体や動きにすばやく反応して追従するスポーツモード、パノラマ撮影なども可能。パノラマ撮影では、新機能の「分身パノラマ」を使うことで、人や被写体を複数回撮影して、1つのショットに合成するユニークな映像効果も楽しめる。

ジョイスティックを使用して、ジンバルがスマホを回転させながら撮影する「スピンショット」、プリセットのテンプレートを選択し、映像効果をコンテンツに追加する機能なども用意。ジンバル動作、音楽、カラーパレットを使い、SNSでの共有に向いた短編動画をすぐに作成できる。

動画サンプル1 -AV Watch※動画内のウォーターマークはOsmo Mobile 3と表示されていますが、OM 4で撮影したものです
動画サンプル2 ※動画内のウォーターマークはOsmo Mobile 3と表示されていますが、OM 4で撮影したものです
ジンバルの動き -AV Watch