DJIの新スマホスタビライザー「Osmo Mobile 2」は16,800円

　DJIは9日、スマートフォン向けのハンディスタビライザーの新機種「Osmo Mobile 2」の国内価格を16,800円(税込)と発表した。1月23日よりApple Storeなどで先行予約を開始し、2月上旬よりDJI認定ストアで予約販売、2月末からDJI公式オンラインストアで販売する。

Osmo Mobile2

　Osmo Mobile 2は、滑らかな動画やパノラマ写真を簡単に撮影できるスマートフォン用カメラスタビライザー。3軸ジンバルテクノロジーにより3方向で手ブレを補正し、振動が手に伝わる不安定な状態でも、安定感のある動画撮影が行なえる。撮影中は、DJIのスムーズトラック技術がカメラに伝わる手の動きを検知し、補正する。

　高強度な変性ナイロン製を採用し、折り畳みも可能。また、モバイルクランプを、ランドスケープ(横向き)とポートレート(縦向き)の2方向に簡単に切り替えられるため、撮りたい映像にあわせて、スクリーンフォーマットを選択できる。

　ISO設定やシャッタースピード等の設定にも対応。新たに搭載したズームスライダーでは、ハンドル部分からスマートフォンのカメラを操作し、ドリーズームが行なえる。

　バッテリも強化し、駆動時間はOsmo Mobileの3倍以上となる最大15時間になった。また、新しいUSBポートは、撮影中もスマートフォンを充電できるほか、外出先でその他の電子機器を充電するパワーバンクとしても機能する。

　モバイルアプリ「DJI GO」にも対応し、様々な撮影が可能。移動中の被写体を自動追尾するアクティブトラックや、カメラポジションを最大で5箇所設定できるモーションタイムラプス、タイムラプス動画撮影を可能にするハイパーラプス、FacebookやYouTubeなどのSNSで配信できるライブ配信機能などが行なえる。

　なお、同時発表のデジタルカメラ向けのスタビライザー「Ronin-S」については、2018年第2四半期に発売予定としており、価格は改めて案内するとしている。