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EIZO初のウルトラワイド曲面37.5型モニタ「FlexScan EV3895」

FlexScan EV3895 ホワイト

EIZOは、初のウルトラワイド曲面モニター「FlexScan EV3895」を10月16日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は209,000円(税込)。カラーはブラック、ホワイトを用意する。

FlexScanシリーズ最大の37.5型横長大画面を搭載したオフィス向けモニター。解像度はフルHDモニター約3台分に相当するUWQHD+(3,840×1,600ドット)。緩やかな弧を描いて湾曲した横長の1画面に、複数のウィンドウを自由なレイアウトで一覧表示できるため、作業効率が向上し、仕事の生産性が高まるとする。

ブラック

大型モニターは、平面のままでは、画面の左右端に近づくほどユーザーの目と画面の距離が離れ、画面を正対視できなくなるため、視認性が損なわれるという問題点があるという。EV3895の画面は、ユーザーを中心に緩やかな弧を描いて湾曲しているため、大画面ながら両端まで見やすいとする。高さや上下の角度も調整できる。

ノートPCとUSB-Cケーブル1本で接続するだけで、画面表示、音声再生、PCへの給電、USB機器接続、有線LAN接続を同時に実現。給電能力は最大85Wに対応。USBハブは合計4端子を備える。

そのほかの入力端子は、DisplayPort、HDMI×2を装備。USB-CとDisplayPortはHDCP 1.3、HDMIはHDCP 2.2/1.4に対応する。USB-A×4、USB-B×2、LAN端子も備える。

最大3台のPCからの入力を1画面に集約するPbyP(Picture-by-Picture)機能も搭載。メイン画面として大きく表示するウィンドウをスイッチ操作で簡単に切替えられるMain Window Swap機能も備え、使用アプリケーションによりPCを使い分ける金融機関のトレーディング業務などでは、表示切替えの手間なく、複数PCの情報を効率的に照合できるとしている。

スリムな3辺フレームレスデザインを採用。端子や接続ケーブルをキレイにまとめる専用のカバーを付属し、ケーブルマネージメントにも配慮したことで、大画面ながら、圧迫感なくすっきりと設置できるとする。

背面

スピーカーを内蔵(1W+1W)。3.5mmステレオミニも備える。そのほか、ブルーライト約80%カットや、ちらつきの完全カットなど疲れ目対策を装備し、画面の明るさの自動調整機能を搭載して消費電力も削減したとする。消費電力は標準28W、最大194W、節約時0.5W以下。

外形寸法は893.9×240×411~603.7mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約13.2kg。VESA規格(100×100mm)対応。USB-Cケーブル(2m)、DisplayPortケーブル(2m)、HDMIケーブル(2m)、電源コードなどが付属する。