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EIZO、USB-C×1本で数珠つなぎできる液晶モニタ。LAN端子も搭載

USB-Cケーブルによるデイジーチェーン接続のイメージ

EIZOは、リモートワークのニーズも取り入れ、1本のUSB-Cケーブルで、複数台をデイジーチェーン接続できる液晶モニターとして、27型の「FlexScan EV2795」、24.1型の「FlexScan EV2495」を発売する。価格はどちらもオープンプライス。直販価格と発売日は、27型が93,500円(税込)で8月28日、24.1型が72,600円(税込)で9月25日発売。

パネル解像度は27型が2,560×1,440ドット。24.1型が1,920×1,200ドット。

リモートワークやフリーアドレスなどの働き方が普及する中、デスクトップPCからノートPCへの移行が加速。しかし、ノートPCの画面に表示できる情報量には限界がある。そこでEIZOでは、入力端子にUSB-Cを搭載したモニターを展開。モニターとPCをUSB-Cケーブル1本で接続するだけで、映像・音声・USB信号の伝送に加えて、PCへの給電も行なえる。

新製品はこれに加え、「ノートPCの映像出力端子は数が限られ、複数台モニターの接続が難しい」、「スリム化によりLAN端子を搭載しないノートPCが増加している」という問題に対応。新たに、USB-Cによるモニター同士のデイジーチェーン接続に対応。LAN端子も搭載した。

USB-Cによるモニター同士のデイジーチェーン接続に対応した事で、ノートPCの映像出力端子が1つでも、マルチモニター環境の構築が可能。広い表示領域に複数のアプリやウィンドウを同時に表示できるので、業務の効率が向上するという。

さらに、LAN端子のないPCでも、モニターに搭載したLAN端子により安定かつ高速な有線ネットワーク環境に接続できる。

PCへ最大70W給電も可能。ノートPCへの電源アダプタの接続が不要になる。従来機種に比べ、給電能力は10W増となっており、「一部のハイエンドノートPCや小型デスクトップPCへの給電も可能」という。

USBハブは、従来機種の倍となる4端子搭載(USB-A×3、USB-C×1)。USB端子が少ないノートPCでも、マウスやキーボード、ヘッドセットなど複数の機器を同時に使用できる。

従来機種から踏襲する特長として、ケーブルまでホワイトで統一したホワイトモデルも用意。ブルーライトを約80%カットしたり、画面の映り込みを防止する機能も備えている。