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「TENET」週末1位、興収7.5億突破。IMAXで「極限まで没入」

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9月18日に全国公開されたクリストファー・ノーラン監督最新作「TENET テネット」が、18~19日の週末興行収入ランキング1位を獲得し、公開5日間の興行収入は早くも7.5億円を突破した。この大ヒットを受けてIMAX特別映像が解禁された。

洋画作品による週末興行収入1位獲得は6月19日に公開された「ドクター・ドリトル」以来、3カ月ぶり。2日間の観客動員数は199,559人、興行収入は3億2,678万5,290円で、ノーラン監督作の「ダンケルク」や「インターステラー」をしのぐオープニング成績となっている。22日までの5日間累計の興行収入は7億5,299万6,550円。

すでに全世界での興行収入が260億円を突破している「TENET テネット」は、日本でも18日0時からの最速上映回チケットが販売開始から10分で完売。公開初日には「TENET」がTwitterトレンド入りを果たすなど“TENET現象”を巻き起こしている。

ノーラン監督の大ファンだという俳優の岩田剛典をはじめ、ミュージシャンのGACKT、「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督など、著名人からも絶賛の声が上がっており、「シン・ゴジラ」などで知られる樋口真嗣監督も「ヒーローも、宇宙船も出てこない。我々が暮らしている世界にあるものを組み合わせただけなのに、その刺激的な体験に、後からじわじわと興奮がこみ上げてくる」とコメントを寄せている。

日本での大ヒットを受けて解禁された特別映像は、ノーラン監督がこだわったIMAX撮影に関するもの。本作ではIMAXの臨場感、没入感を最大限に発揮するために、過去最多のIMAXカメラが投入され、本物のジェット飛行機を爆破させ、8キロに及ぶ高速道路を3週間封鎖したカーアクションを繰り広げるなど、大規模な撮影を敢行された。

究極の映像体験!映画『TENET テネット』特別映像(IMAX®撮影編) 大ヒット上映中

映像のなかでノーラン監督は「IMAXはとてつもない力で、観客をストーリーに引き込みます。ストーリーを追体験し、『TENET テネット』の世界に極限まで没入できます」と、IMAXの魅力を語っている。

日本では現在記録されている興行のうち、24%をIMAX版が占めるといい、チケットの入手が難しい状況が続いているとのこと。