ノーラン映画初、「TENET」本編一部公開。10日からはテネるカード

「TENET テネット」(C)2020 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved

現在公開中の映画「TENET テネット」。秘密主義で知られるクリストファー・ノーラン監督の作品としては初という映画本編の一部シーンが公開された。

本作は、突然人類滅亡を救う唯一のキーワード“TENET(テネット)”の謎を紐解く任務を与えられた主人公・名もなき男が、全人類を救うべく、時間のルールから脱出し、第三次世界大戦を越える危機に立ち向かう様を描くサスペンス大作。

新型コロナウイルスでの劇場封鎖以降、初の洋画超大作として、9月18日から全国488スクリーンの劇場で封切られたが、公開3週目を迎えた現在でも、国内週末興行収入は3週連続1位を記録。観客動員数も100万人を突破するヒットとなっている。

タイトルの「TENET」は、「N」を挟んで、右から読んでも左から読んでも「TEN」の回文となっているが、「TEN」が2つ並ぶ10月10日の“テネットの日”に合わせ、謎を解くヒントが隠れた最重要シーンを収めた本編一部が公開された。

公開されたシーンでは、大勢の罪のない人々が爆破テロに巻き込まれるのを阻止すべく、爆弾を処理する名もなき男(ジョン・デイビッド・ワシントン)に銃が突きつけられる。

そんな彼の窮地を救ったのは“時間を逆行する弾丸”。そして、去っていく男のショルダーバックの五円玉のような穴が空いた硬貨のついた赤いストラップが映される。このストラップは重要なキーアイテムとなっている。

元来、超秘密主義のクリストファー・ノーラン監督作品では、映画公開前にネタバレを避けるため、本編の一部しか予告映像で描かれることはなく、本編シーンも公開されたことは過去一度もないとする。しかし、日本でのヒットを受け、特別に公開が実現したという。

10月10日の“テネットの日”からは、先着数量限定の入場者特典として「テネるカード」の配布が開始。

名もなき男(ジョン・デイビッド・ワシントン)の迫真のアクションシーン、激しい爆発の中鋭い表情を見せるニール(ロバート・パティンソン)、酸素マスクをしたセイター(ケネス・ブラナー)や銃を構えるキャット(エリザベス・デビッキ)の姿など、各キャラクターの緊迫の瞬間を切り取ったスケール感溢れるビジュアル12種類に加え、シークレットカードも用意されている。

10月10日から、入場者特典として配布される「テネるカード」。シークレットを含む全13種類。先着数量限定となる