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ケースがスピーカーになる1台3役の完全ワイヤレスイヤフォン
2020年9月24日 11:00
MPOW JAPANは、1台で3種類のリスニングスタイルを楽しめる世界初の完全ワイヤレスイヤフォン搭載ワイヤレススピーカー「Duolink」の先行予約を、24日11時からクラウドファンディングサイト「Green Funding」で受け付ける。予定配送時期は12月以降で、価格は16,800円。台数限定で15~30%の割引を受けられるほか、セット割なども用意される。
Green Fundingで3カ月間の先行予約販売が行なわれたあと、2021年上旬からの一般販売も予定されている。
MPOWが立ち上げたエクスクルーシブ・ライン「Duolink Go」の製品で、「音楽が停止することなくシームレスにリスニングスタイルを変化させる」という信念が詰め込まれたという。
イヤフォンを収納するケースが付属するが、それがスピーカーにもなるのが特徴。ケースはマグネット固定式で2つに分離でき、ステレオスピーカーとして配置できる。利用スタイルは「ソロモード」、「ステレオモード」、「パーティーモード」と名付けられており、詳細は後述する。
イヤフォンとスピーカーは、すべてのモードでIP54の防塵防滴仕様。イヤフォン部には55mAhのバッテリーを搭載し、最大6時間の連続再生ができる。スピーカー部のバッテリー容量は500mAhで、連続再生は最大6時間。充電ケースとして使う場合、イヤフォンを最大7.5回フル充電できる。
いずれのモードもDuolinkラボラトリーで音質を決めるエキスパート“サウンドマイスター”が調音したサウンドを楽しめるのも特徴。
ソロモードは、一般的な完全ワイヤレスイヤフォンと同じように使えるモードで、「輪郭のくっきりした低音域と尖りを抑えた高音域、聴き疲れないボーカル」が楽しめるという。
イヤフォンにはタッチセンサーを備え、音量調整や楽曲の先送り・巻き戻し、着信応答などの操作が可能。通話時に周囲のノイズを低減する「通話用AIノイズキャンセリング」も搭載する。
イヤフォンを収納して、スピーカーを左右に分割するとステレオモードに移行し、立体感のある音を楽しめる。左右のスピーカーは最大6.7mまで離すことができるため、部屋の広さや人数に合わせて設置箇所を調整可能。
左右のスピーカーをマグネットで固定した状態で使用すると、「心地よく低音が響き渡る」パーティーモードで音楽などを再生可能。付属のキャリングストラップを使えば、カバンや取っ手などに引っ掛けて使うこともできる。
いずれもBluetooth 5.0対応でSBC、AACコーデックをサポートする。搭載チップセットはBES2300iz、再生周波数帯域は20Hz~20kHz。スピーカー出力は6W。
本体カラーはダークファブリックとブルーのツートンカラーを纏った「Navy Blue」とグレーファブリックとホワイトの「White」の2色。充電はUSB Type-C。
スピーカーの外形寸法は97×97×37mm(幅×奥行き×高さ)、総重量は212g。3サイズ(S、M、L)のイヤーチップとイヤーフィン、USB Type-Cの充電ケーブルなどが付属する。