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MPOW、9,980円でNC搭載“日本ユーザー向け”完全ワイヤレス「X3 ANC」

「X3 ANC」

MPOW Japanは、ノイズキャンセリング機能を搭載しながら、価格を抑えた完全ワイヤレスイヤフォン「X3 ANC」の発売日を、7月17日に決定した。予約開始日は7月3日から。価格は9,980円。発表時は「2020年夏以降に発売」とアナウンスしていた。

X3 ANCは、同社日本法人設立後の第1号製品。従来高価だったノイズキャンセリング機能を搭載しながら、手の届きやすい価格を実現。さらに「X3」の型名で米国先行ローンチしたユーザーからの要望やフィードバックを反映し、日本ユーザーのニーズに合うよう改良を施しているのが特徴。

フィードフォワード式ノイズキャンセリング技術を採用。緻密に計算したイヤフォン本体の空洞部のデザインや、突き詰めたチューニングによってノイズキャンセリングの効果を高めている。

Bluetooth 5.0準拠で、搭載チップはBES2300Z。対応コーデックはSBC、AAC。

音質は、聴き疲れのしない自然なサウンドを追求。コンパクトな本体だが、10mm径のダイナミック型ドライバーを内蔵している。ハウジング部のタッチセンサーにより、直感的な操作が可能。音楽の再生/停止、音量調整や着信の応答ほか、SiriやGoogle Assistantなどの音声アシスタントもワンタッチで起動できる。

充電ケースの端子はUSB-C

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10mm径のダイナミック型ドライバーを内蔵しているとは思えないほど、スリムでスタイリッシュな形状が特徴だ。装着感にも優れ、装着安定性も高い。イヤフォン本体にはIPX4等級の防水性能を施しており、急な雨や濡れた手でも操作が可能という。

サウンドはバランスが良く、特定の帯域が過度に強調される事もない。抜けの良い高域に、解像度の高い中域、低域も大口径ユニットを生かして深く沈んで迫力もある。モニターライクな、優等生的なサウンドと言っていいだろう。NC搭載で9,800円のモデルとは思えない、ハイクラスな印象のサウンドだ。

NC機能の強さはそこまで強力ではないが、リスニングの妨げとなるエアコンや道路の音などを適度に低減してくれる。バッテリの持続時間は、NC使用時のイヤフォン単体で約6時間。充電ケースの併用で、最長24時間の音楽再生が行なえる。