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Reed初のカーボン複合材製アームチューブのトーンアーム。50万円から

Reed 1H

アイレックスは、Reed初のカーボン複合材製アームチューブを採用したトーンアーム「Reed 1H」を発売した。ラインナップと価格は実効長9.5インチが50万円、10.5インチが52万円、12インチが53万円。ベルナンブッコ仕様も用意し、価格は9.5インチが55万円、10.5インチが57万円、12インチが58万円。

Reed3PやReed5Aにも採用されている、ガルダニックベアリングシステムを採用。最適化された縦軸方向と横軸方の機構を有し、摩擦抵抗の影響を極限まで押さえ込んでいるとする。磁力によってサポートされた動きで、不要な振動や動作を抑え、安定性が高いという。

アームチューブ素材を物理的特性面と聴感面から長年研究を行ない、その結果としてベルナンブッコ材を代表とした数種類の厳選された木材をアームチューブに使用してきたが、今回はアームチューブにはReed初となるカーボン複合材製を採用した。

新開発のカーボン複合材製アームチューブ材は、従来のアームチューブ材がもつ特性面と音質面に、カーボン素材の物理特性の特徴、軽くて硬いという特性を融合させた革新的アームチューブ素材という。なお、従来のアームチューブ材であるベルナンブッコ仕様も注文時に選択できる。

取付寸法は9.5インチが223mm、10.5インチが251.6mm、12インチが295.6mm。オフセット角は9.5インチが22.9度、10.5インチが20.7度、12インチが17.6度。接続端子は5ピン。