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DJI、4K/30p撮影可能になった199gの小型ドローン「Mini 2」
2020年11月5日 12:46
DJI JAPANは、超小型・軽量の新ドローン「Mini 2」日本モデルを11月12日より発売する。価格は標準パッケージが59,400円(税込)、予備のバッテリーや専用キャリーケースが付属するコンボセットが79,200円(税込)。
Mavic Miniの後継モデルとなる超小型ドローン。従来機同様の重量199gで、航空法の対象外(規制対象は200g以上)であるほか、飛行操作が簡単という特徴を引き継ぎながら、動画撮影は最大4K/30fpsに強化。強力なモーターを装備したほか、伝送距離も従来比3倍に強化されている。
従来機同様の折りたたみ設計で、外形寸法は折りたたんだ状態で138×81×58mm(縦×横×厚さ)、展開してプロペラを取り付けた状態で245×289×56mm(同)。
3軸のジンバルと、1/2.3インチ、1,200万画素のCMOSカメラを搭載。視野角は83度。35mm版換算で24mmのレンズを搭載する。最大4K(3,840×2,160ドット)/30fpsでの動画撮影が可能。最大動画ビットレートは100Mbps。フォーマットはMPEG-4 AVC/H.264。静止画の撮影も可能で、JPEG形式に加えてRAW形式でも保存できるようになった。
主要な飛行性能に関わる機能も強化。送信機と機体間で安定した長距離接続を可能にする伝送技術OcuSync 2.0を搭載し、従来機の3倍となる最大伝送距離6kmを実現。モーターも強化され、飛行時間は18分、より速い加速速度と飛行速度、最大風速抵抗10.5m/s(スケール5)を実現したとする。
飛行時はカメラからのライブ映像がスマートフォンに送信されるため、Mini 2がどこを飛行し、どちらを向いているのか正確に確認できるという。測位機能とビジョンセンサーを搭載しており、一カ所でホバリングできるほか、自動着陸をアシストする機能も備えている。
そのほか、空港など飛行が規制されているエリアにドローンが入らないようにするジオフェンス機能、自動でホームポイントまで帰還するRTH(Return-to-Home)機能、ドローンが飛行できる最大飛行高度や距離を調整する飛行保護機能なども搭載している。
スマホアプリ「DJI Fly」との連携も強化されており、スマホとMini 2を送信機を使わずに直接接続して、撮影した映像のダウンロードが可能になった。専用編集ツールでは、自動で画質を最適化する新機能「最適化フォト」が利用できる。また、動画を分割して欲しいシーンだけダウンロードする「トリムダウンロード機能」も備えている。