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世界初、内耳の反射を分析&サウンド自動調整するイヤフォン「NuraLoop」

Bluetoothイヤフォン「NuraLoop」

オーストラリアのオーディオブランド・NURAは、耳の音響反射を分析し最適な周波数に自動調整する“自動パーソナライズ機能”を搭載したBluetoothイヤフォン「NuraLoop」を11月20日より発売する。クラウドファンディング「Campfire」で先行販売し、12月20日よりAmazonでも販売開始する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27,280円(税込)。

Nuraシリーズは、新生児の聴力検査に用いる技術を応用し、耳の特性を分析。最も聴きやすい周波数に音を自動調節することで、使用者の聞こえ方に最適な音質を提供するという世界初の特許技術を備えたモデル。

今回発売する新モデルは、米クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で180万ドル(約1億9000万円)の資金調達に成功したヘッドフォン「Nuraphone」(55,000円)の機能をそのまま残し、よりコンパクトな形状で展開したBluetoothイヤフォンという。

ハウジング部分
耳にかけて装着するタイプ

NASAで利用されるものと同等の高感度マイクと特許技術を活用することで、「音響放出(音に反応して内耳から返ってきた反響音)」を自動測定し、聴力の感度を自動分析。使用者に聞きやすい音の周波数をソフトウェアが学習することで、自分だけに最適な音を提供できるというのが特徴。

スマートフォンアプリ「Nuraアプリ」を操作することで、反響(没入)レベルを設定でき、更にユーザー好みのサウンドへ調整しながら深みのある音を楽しむことができるという。

Nuraアプリで、反響レベルなどの設定が可能

アクティブノイズキャンセリング機能によって、外部の騒音を打ち消すため、騒音のある環境でも高品質な音楽を静かな環境でが楽しむことが可能。外部の音を適度に拾うソーシャルモードを搭載しており、耳元のダイヤルをタップするだけでイヤフォンを外すことなく、周囲の音や会話を聞くことができる。

付属のアナログケーブルを使用することで、有線イヤフォンとしても利用可能。ゲーム機など、Bluetoothに対応していない機器でも使用することができる。

連続で最大16時間以上のワイヤレスリスニングが可能。10分の充電で約2時間の利用できる急速充電にも対応する。耳からNuraLoopを外すと電源がオフになる、自動オン/オフ機能も備える。

Bluetooth 5.0に準拠し、対応コーデックはaptX HDなど。防水等級はIPX3。重量は25g

充電は専用アタッチメントを使用
パッケージ
内容物