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Spotify、専門誌のポッドキャスト「#聴くマガジン」。「ムー」など3誌

Spotifyは、新しいオリジナル・ポッドキャストシリーズ「#聴くマガジン」を12月15日より提供開始する。ミステリーマガジン「ムー」、美術専門誌「美術手帳」、トラベルカルチャーマガジン「TRANSIT」の3誌が参加し、それぞれの雑誌ならではの着眼点でセレクトしたテーマでのトーク番組を配信する。

「#聴くマガジン」シリーズは、各雑誌の編集長や編集者がパーソナリティとなり、毎回それぞれの雑誌ならではの着眼点でセレクトしたテーマについて、個性的なゲストを招き深く語り合うトーク番組。

UFOから古代文明、超能力まで世界の謎と不思議に迫る「月刊ムー」、日本を代表する美術専門誌としてアートの最前線を紹介する「美術手帳」、世界や日本の美しい風景や文化を“旅”というフィルターを通して紹介する「TRANSIT」の3誌が参加。各雑誌の世界観はそのままに、音声ならではのストーリーテリングによって「想像力を喚起し、リスナーを新しい興味の世界へ誘う」としている。

番組概要

「ムー公式超日常ポッドキャスト」

・雑誌名:月刊ムー(出版社:ワン・パブリッシング)

・公開日:12月15日

・番組コンセプト:日常の中に隠れる「あやしいこと」「不思議なこと」をテーマに、編集部のムーやんと雛形羽衣(劇団ディアステージ)がムー的な専門家へ直撃。本誌にはまだ書けない、調査研究中の話題も届ける。UFOもUMAも幽霊も予言も秘密結社も…… “超日常”は、日常の隣にある。

・今後のエピソード予定:「アメリカ大統領選挙と陰謀」「イルミナティカードに隠された新世界秩序構想」から、今後は「そもそも占いで何がわかるのか?」「ネット都市伝説を解体してみたら」「パワースポットはどこにある?」などを予定。

・番組URL:https://spoti.fi/MU_Podcast

「instocial by 美術手帖」

・雑誌名:美術手帖(出版社:株式会社美術出版社)

・公開日:12月16日

・番組コンセプト:「アートと社会」がテーマのポッドキャスト。近年、アートは、地域活性や街づくりをはじめ、福祉、教育など、社会の様々な場面で求められる機会が増えている。なぜいま、アートが注目されているのか? 多彩な分野のゲストを招き、アートと社会のつながりを多角的に読み解いていく。タイトルの「instocial」は、アートを社会(social)にインストール(install)するという意味から。ホストはウェブ版「美術手帖」編集長の橋爪勇介と、東京・銀座のアートギャラリー「THE CLUB」マネージングディレクターの山下有佳子が務める。

・番組URL:https://spoti.fi/BIJUTSUTECHO_Podcast

「TRANSIT VOICE ~旅するポッドキャスト~」

・雑誌名:TRANSIT(出版社:ユーフォリアファクトリー)

・公開日:12月17日

・番組コンセプト:世界を旅してきた「TRANSIT」が、旅をつうじて得た体験や、疑問についてその道のプロと語り合う。世界の人びとや出来事を身近に感じ、日々を健やかに生きるための栄養と教養が少しずつたまっていく、そんな時間を届ける。私たちにはなぜ旅が必要なのかを問い続け、最新号の特集裏話や、世界が魅了されたスパイスの旅、次の(これからの)旅の話などを話す予定。

・番組URL:https://spoti.fi/TRANSIT_Podcast

「ムー」編集部 望月哲史 コメント

2019年の創刊40周年を機にコンテンツの多メディア化に乗りだす中で、公式番組として音声メディア制作のサポートを受けられることに安心して参加しました。超常現象や怪談、占いなど各ジャンルの専門家に自由に語ってもらう”公開打合せ”が番組の裏テーマ。ロジカルな誌面の行間に消えてしまうニュアンスや『実は原稿にこれも入れたかった』部分を聞いてほしいです。誌名やイメージは知られているので、改めてムーのコンテンツを知るきっかけとなるメディアとなることを期待しています。既存読者には特集記事の裏情報として楽しんでもらいたいです。

「美術手帖」ウェブ版 編集長 橋爪勇介 コメント

アートは視覚で楽しむことが多いジャンルなので、ポッドキャスト(音声のみ)というのはある種チャレンジングでもありますが、同時に可能性も感じます。とくにこの配信では「アートと社会」というテーマのもと、アートを様々な視点から語ることを目指していますので、すでに美術手帖に親しんでいただいているユーザーのみならず、アートに少しでも興味がある方にアプローチできることを期待しています。このポッドキャストが更に深いアートの世界に入り込むきっかけになれば嬉しいです。

「TRANSIT」副編集長 菅原信子 コメント

自由に旅することができない今、世界について知ることの大切さ・旅の魅力を伝えつづけたいと考え、新たなタッチポイントを模索してきました。美しい風景を写真で見ずとも、声・言葉をとおして旅の物語を入れることで旅や世界への関心がより深く、パーソナルなものになると考えています。音声メディアで月に2回という連続性により、普遍性のあるテーマについて横断的に語ることができるのも魅力。少しだけ日常を離れて、旅に出たような気持ちになっていただきたい。Spotifyというグローバルなプラットフォームで、TRANSITをご存知なかった方々にも知ってもらい、雑誌媒体にも興味をもっていただきたいです。