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金ローで「パラサイト 半地下の家族」。神木隆之介吹替で1月放送

金曜ロードシネマクラブより

日本テレビは、金曜ロードSHOW! 放送35周年記念として、アカデミー賞作品賞を受賞した映画「パラサイト 半地下の家族」を2021年1月8日に本編ノーカットで地上波初放送する。放送時間は21時から23時34分まで。

ポン・ジュノ監督が手掛けた本作は、今年のアカデミー賞で作品賞を始め4部門受賞。アジア映画では史上初めての作品賞受賞となった。さらに、第72回カンヌ国際映画祭<最高賞>パルムドール受賞をはじめ、世界各国の映画祭でも話題を集め、日本国内でも47億円を超える興行収入を記録した。

金曜ロードSHOW! では、オリジナル吹替版で放送。家庭教師になりすました青年の声を俳優・神木隆之介が演じる。そのほか、ソン・ガンホ演じる一家の父親役に山路和弘、家庭教師の生徒役に早見沙織など、実力派が共演する。

作品情報

2021年1月8日(金) よる9時00分~11時34分
※放送枠40分拡大・本編ノーカット放送・地上波初放送

監督・脚本:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ、チャン・ヘジン、チェ・ウシク、パク・ソダム、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン
声の出演:山路和弘、神木隆之介、津田真澄、近藤唯、恒松あゆみ、東地宏樹、早見沙織、小林由美子

ギウ役/神木隆之介 コメント

Q.アフレコを終えた感想は?
今まで声で参加させてもらった作品では、僕の出す声の色がついていましたが、今回はそれをあえて抑えて、今までにない声の出し方に挑戦させて頂きました。やった事がないチャレンジだったので不安もありつつ、どんな出来上がりになるかとても期待しています。
Q.作品の魅力は?
起承転結の転の部分です。坂道を岩がゆっくりと転がり出すと思ったら止まらずに転がる予想だにしないストーリー展開。計算と伏線がいっぱい張り巡らされ、綿密に作られていて、先が読めません。「えっ! こういう終わり方なんだ…」と唖然とする一方で、最後は希望を見せてくれる部分もあります。

Q.お気に入りのセリフは?
父ギテクの「計画通りいかないのが人生だ。だから人間計画すべきじゃない。計画がなければ失敗することもない…」というセリフです。世の中、自分の思い通りいかないのが当たり前で、失敗しないための逆転の発想がすごいなと思いました。

Q.お気に入りの登場人物は?
妹ギジョンです。僕も(妹ではなく)姉ですがきょうだいがいるので、会話の雰囲気など息のあった本当に兄妹な感じがとてもいいなと思いました。気を使ってない兄妹の距離感、苦楽を共にした関係性が少しうらやましかったです。姉は結婚していて最近はあまり会話できていないのですが、たまには話してみたいなと思いました。

Q.視聴者の皆様に一言
映画自体、素敵な映画で、何度見ても「伏線の回収の仕方が見事だなあ!」という思いは色あせません。是非、字幕以外の形でみなさんに見て楽しんで頂けたらうれしいなと思います!

あらすじ

日の光も入らない“半地下住宅”で暮らすキム一家は、現在全員失業中。楽天的な父親・ギテク、元ハンマー投げの選手だった母親・チュンスク、大学入試に失敗し続ける長男・ギウ、予備校に通えない美大志望の長女・ギジョンの4人は、貧しいながらも家族仲良く暮らしていた。

ある日ギウがエリート大学生の友人に家庭教師の仕事を紹介される。訪れた先はIT企業のパク社長一家が暮らす高台の大豪邸。受験のプロのギウは、若く美しい妻・ヨンギョと娘・ダヘの心を掴む事に成功する。続けてギウは、パク家の末っ子・ダソンの美術家庭教師に妹のギジョンを紹介し、兄妹揃って豪邸で働き始める。

急速に一家の信用を得ていくギジョンは、次にある仕掛けを思いつき…。身分を偽り、徐々にパク一家にパラサイト【寄生】していくキム一家。果たして彼らに待ち受ける衝撃の結末とは…!?