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サムスン“次世代イヤフォン”「Galaxy Buds Pro」発表
2021年1月15日 20:00
韓国Samsung Electronicsは、“次世代イヤフォン”として完全ワイヤレスの「Galaxy Buds Pro」を海外発表した。カラーはファントムブラック、ファントムシルバー、ファントムバイオレット。海外では15日から発売する。
11mm径のウーファーと、6.5mm径のツイーターを搭載した2ウェイ仕様。ダイナミックでバランスの取れたサウンドを実現し、「Samsungのこれまでで最高のオーディオ体験ができる」という。
通話品質にもこだわり、3つのマイクとVoice Pickup Unit(VPU)を使い、不要な音からユーザーの声を分離。相手にハッキリと声が聞こえるようにする。
外側のマイクの1つはSN比に優れ、バックグラウンドノイズをさらに排除。WindShieldテクノロジーも投入し、突起の少ない形状により風が当たる面積を最小限に抑えている。さらに、特別設計のチャンバーとメッシュにより、風の干渉を除去。風の強い日でも、かつてないほど明確な通話が可能という。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能も進化。バックグラウンドノイズを最大99%低減できる。内側と外側のマイクがリアルタイムでノイズを検知。ANCの効果は、ダイヤル操作で調整できる。騒がしいバスの中ではANCレベルを自動で高めに、また静かな図書館では自動で低めに切り替えるといった機能も用意。
ANCとアンビエントサウンド機能も自動的に連携。音声検出機能をONにすると、ANCから周囲の環境音へ、スムーズに切り替わる。これにより、例えばカフェにいて、ANCで騒音を遮断していても、注文を伝えようと自分が話し始めると、その声を検出し、ANCが自動でOFFになる。
360度オーディオの再生も可能。Dolby Head Trackingテクノロジーにより、頭を動かす際に音の方向を正確に特定。「圧倒的な臨場感」が楽しめるとし、また、Dolby Atmosコンテンツの場合は、「細部の音まで鮮明に聞き取ることができ、これまで以上にストーリーとの深いつながりを感じることができる」という。
紛失したイヤフォンを探す「SmartThings」アプリにも対応。
バッテリーの持続時間は、ANC利用時で最大約5時間、充電ケース併用で最大約18時間。急速充電にも対応し、5分間の充電で約1時間使用できる。IPX7の耐水性も備えている。