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Astell&Kernの“シグネチャーサウンド”を小型化したUSB DAC

Astell&Kernのハイレゾ対応USB DAC「PEE51 AK USB-C Dual DAC Amplifier Cable」

アユートは、Astell&Kernブランドより、デュアルDACと新規設計オーディオ回路で“シグネチャーサウンド”を実現したハイレゾ対応USB DAC「PEE51 AK USB-C Dual DAC Amplifier Cable」を4月23日に発売する。価格は14,980円で、3月26日の11時より先行予約を受け付ける。

USB Type-C搭載のスマートフォンなどで使用できる

「SMALL BUT, MIGHTY」をキャッチコピーに、PCやスマートフォンから手軽かつ可能な限り最高の音質による音楽体験を可能にするために開発されたハイレゾ対応USB DAC。端子形状はUSB Type-Cで、最新のAndroidスマートフォンやWindows/Macで使用できる。

新規開発された小型・高性能なオーディオ回路チップを搭載し、ヘッドフォン端子のないモバイル機器で有線イヤフォン/ヘッドフォンを使う際、高解像度かつリアルなサウンドを手軽に楽しめるとする。

14×41mmサイズの6層PCB上に複雑かつ高度に集積された回路チップを作成。Astell&Kern専用に制作されたマイクロ抵抗とタンタルコンデンサーを採用している。

DACチップにCirrus Logic製「CS43198」をL/R独立のデュアル構成で搭載。384kHz/32bitまでのPCMとDSD 11.2MHzのネイティブ再生に対応する。DACは独立したアナログアンプとペアになっており、Astell&Kernならではの優れたS/N比と低歪化、2Vrms(無負荷)の出力レベルで高インピーダンスのヘッドホンをドライブできる高出力を両立している。

それと同時に省電力化も実現しており、接続したデバイス側からの電力だけで使用できる。ヘッドフォン端子は3.5mmステレオミニで3極プラグに対応。マイク付きイヤフォンの3.5mm 4極プラグも使用できるが、マイク機能やインラインコントローラーには対応しない。

音質面とともに断線に対する耐久性を高めるカスタムメイドの4芯ケーブルを採用。アラミド繊維が使われており、最大200Nの引張力に耐えるよう補強されている。テクノーラアラミド繊維製の中心芯に、銀メッキ銅線と銅線を螺旋状に巻きつけることで外部ノイズを遮断するとのこと。

また再生デバイスからのデジタル信号とアナログ信号の歪みとノイズをブロックするために、各ケーブルに個別のシールド処理が施された。ケーブルの銀メッキ銅線は通常の銀メッキ銅線よりも太く、更に銅線を追加することによりクリアで豊かなサウンドステージを実現したとする。

ブランドのデザインコンセプト「光と影」を採用した筐体

筐体は、すべてのAstell&Kern製品のデザインコンセプトである「光と影」を採用。光の動きに応じて各面が反射するように設計されている。また片手で快適にグリップできるよう、自然な風化効果で滑らかに磨かれた小石のような表面仕上げが施された。フルメタルハウジングを採用し耐久性と堅実な感触も実現。

外形寸法はUSBプラグ部が約12×8.2×20mm(幅×奥行き×高さ)、本体が約17×10.3×50mm(幅×奥行き×高さ)、ケーブル長は約6cm、重さは約25g。