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Nmode、1bitデジタルヘッドフォンアンプ後継機「より開放的な鳴りっぷり」

1bitデジタルヘッドフォンアンプ「X-HA3FT」

リリックは、2020年6月に出荷完了したNmodeブランドの1bitデジタルヘッドフォンアンプ「X-HA3」の後継機「X-HA3FT」を4月末に発売する。予価は17万6,000円。

Fundamentalの鈴木氏が監修した1bitデジタルヘッドフォンアンプ。1bitアンプの特性を活かしつつ、信号の高純度化、解像度アップ、広帯域化を実現。機械的ストレスを削減し「より開放的な鳴りっぷりが追加」されたという。

入力のRFフィルタの定数と部品が変更されたほか、信号系ワイヤーがFundamentalオリジナルケーブルに換装(ETFE線3カ所)された。また、カップリングキャパシターの定数と部品、1bitアンプ出力CRフィルタの定数と部品、ボリューム回路も変更されている。

本体背面

入力は3ピンXLR×1、RCA×1。パラレル出力は3ピンXLR×1、RCA(スルーアウト方式)×1、ヘッドフォン出力が3ピンXLR、4ピンXLR、6.3mmステレオ標準プラグ。

再生周波数帯域は10Hz~60kHz、出力はLOW設定時で110mW(40Ω負荷 THD 1%)、HIGH時で180mW(300Ω負荷 THD 1%)。消費電力は最大13W。

外形寸法は210×250×73mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約2.3kg。