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ソニー、高音質プロセッサで音が拡がる小型ワイヤレススピーカー

「SRS-XB13」

ソニーは、ワイヤレススピーカー「SRS-XB13」を5月28日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7,700円前後。カラーはブラック、ベージュ、ライトブルー、コーラルピンク、パウダーブルーを用意する。

2019年5月に発売した「SRS-XB12」の後継機となるワイヤレススピーカー。76×95mm(直径×高さ)となり、前機よりも幅2mm・高さ1mmサイズアップしたが、コンパクトなサイズ感と約46mm径フルレンジユニットによるクリアな中高域、本体下部に備えるパッシブラジエーターと「EXTRA BASS」による迫力のある重低音はそのまま継承。

カラーは評価が高かったという「SRS-XB23」の色味を採用し、インテリアやファッションに馴染む5つのカラーバリエーションで展開する。

進化した点は、独自の高音質プロセッサー「Sound Diffusion Processor」を搭載し高音質化を図ったこと。通常のモノラルでは左右の音を単に合わせているため、曲によってはステレオで聞こえる音が聞こえにくくなる現象が起きるが、その現象を防ぎながら上部への音の拡がりを実現したとしている。

従来機との比較。右が新機種「SRS-XB13」
従来機との比較(上から)。右が新機種「SRS-XB13」

従来機で高いところに吊るして下向きにして使うという需要があったことから、マルチウェイストラップを採用して使い勝手を向上。ストラップホールを本体上部だけでなく、下部にも設け、両方のホールにストラップを通して高いところに吊した際に、スピーカーグリルを下向けにしやすくした。これにより、シャワーのように降り注ぐ音が楽しめる。

本体上部のストラップホールのみ使った状態
本体上部と下部のストラップホールを使った状態
ストラップの取り外し/取り付けのしやすいフックを採用

Android端末と簡単にペアリングできるGoogle Fast Pairを採用。ペアリングしたい端末を近づけるとAndroid端末に表示されるポップアップをタップするだけでペアリングできる。接続中のスマホ上でバッテリー残量を確認できるバッテリーインディケーターも新たに搭載した。

Bluetoothの対応コーデックはSBC、AAC。2台一緒に接続することでステレオ再生できるStereo Pair機能(旧Speaker Add機能)も対応。なお、Stereo PairはSBCでのみ利用できる。

最大連続再生時間は16時間。充電端子はUSB-C。

操作ボタン部
USB-C端子

本体は従来機同様IP67の防水防塵対応。浴室やキッチンのほか、アウトドアなどでも利用できる。

重量は約253g。USB-Cケーブルとストラップが付属する。